本間要一郎
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本間 要一郎(ほんま よういちろう、1924年1月5日[1]- )は、日本のマルクス経済学者。横浜国立大学名誉教授。高島善哉門下。
人物・経歴
[編集]新潟県出身。1942年旧制東京商科大学(現一橋大学)予科入学。小平市の一橋寮に入寮し食堂部長などを務めた。寮の同期に関恒義(一橋大学名誉教授)がいる。クラスの同級生に速水優(元日本銀行総裁)、川勝堅二(元三和銀行頭取)、岡稔(元一橋大学教授)などが、他クラスの同期に久米明などがいた。岡とは報国団哲学研究班でともに学び、学部進学後も岡の入隊まで同じ下宿に住んだ。1944年に寮を軍に明渡し国立市の一橋寮に移転し、勤労動員で日野重工業の社宅に住んだ。その後北海道派遣勤労報国隊の飛行場建設や、浜名湖周辺での乾田化作業に従事。中島飛行機の学内工場での勤労動員に従事。 短縮措置により1947年に大学本科を卒業。高島善哉ゼミ出身。母校特別研究生や政治経済研究所所員を経て、1952年から信州大学[2]。横浜国立大学助教授、教授、87年定年退官、名誉教授、熊本学園大学教授。
著書
[編集]共編著
[編集]- 『マルクス経済学演習』共著 春秋社 1962
- 『一般教養としての経済学』共著 世界書院 1965
- 『資本論と現代』古川哲共編 有斐閣 1975
- 『資本論体系 第5巻 利潤・生産価格』富塚良三共編 有斐閣 1994
- 『資本論体系 9 恐慌・産業循環』吉原泰助、富塚良三、服部文男共編、有斐閣、1997-98
- 『資本論体系』全10巻 服部文男、富塚良三共編 有斐閣 2000-01
- 『資本論大系 第10巻 現代資本主義』北原勇,鶴田満彦共編 有斐閣、2001
翻訳
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脚注
[編集]- ^ 『著作権台帳』
- ^ 本間要一郎, 大月康弘, 渡辺雅男, 西沢保, 杉岳志, 江夏由樹「戦争末期から戦後初期の東京商科大学」第9回(2011年1月24日)研究会記録、福田徳三研究会、2011年、hdl:10086/48057。