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工芸作物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

工芸作物(こうげいさくもつ)は、農作物の分類で、比較的長期にわたる加工、製造工程を経て製品にいたる農作物をさす。これ等を総称して工芸農産物とも言う。

植物は利用上の分類では、イネトウモロコシなどの食用植物(食用作物)、ワタなどの工芸用植物(工芸作物)、花あるいは葉や茎を観賞するために育てられる観賞植物などに分けられる[1]

工芸作物の分類と、主な作物

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ハーブと工芸作物

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  • ハーブは(農水省の管轄では)工芸作物の一種に当たるが、ハーブの中にはバラカモミールと言った明らかに花卉である植物も含まれるため、学問上は花卉園芸学に入るなど、分類は曖昧である。

脚注

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  1. ^ 日本花普及センター編『フラワービジネスQ&A-花産業の基礎知識-』技報堂出版、1994年、43頁

関係項目

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参考書籍

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  • 作物学・朝倉書店発行 著者:後藤寛治・川原冶之助・玖村敦彦・丹下宗俊・佐藤庚 1973年