岩崎育夫
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岩崎 育夫(いわさき いくお、1949年 - )は、日本の政治学者。専門は、東アジア・東南アジアの政治発展論。
長野県生まれ。立教大学文学部卒業。アジア経済研究所研究員を経て、現在、拓殖大学国際学部教授。
『華人資本の政治経済学』で毎日新聞社アジア太平洋賞特別賞を受賞。
著書
[編集]- 『シンガポールの華人系企業集団』(アジア経済研究所, 1990年)
- 『リー・クアンユー 西洋とアジアのはざまで―現代アジアの肖像15』(岩波書店, 1996年)
- 『華人資本の政治経済学――土着化とボーダレスの間で』(東洋経済新報社, 1997年)
- 『現代アジア政治経済学入門』(東洋経済新報社, 2000年)
- 『アジア政治を見る眼――開発独裁から市民社会へ』(中公新書, 2001年)
- 『シンガポール国家の研究――「秩序と成長」の制度化・機能・アクター』(風響社, 2005年)
- 『アジア二都物語――シンガポールと香港』(中央公論新社, 2007年)
- 『アジア政治とは何か――開発・民主化・民主主義再考』(中央公論新社[中公叢書], 2009年)
- 『物語 シンガポールの歴史――エリート開発主義国家の200年』(中公新書, 2013年)
- 『アジアの国家史―民族・地理・交流』(岩波現代全書, 2014年)
- 『世界史の図式』(講談社選書メチエ, 2015年)
- 『入門 東南アジア近現代史』(講談社現代新書, 2017年)
- 『アジア近現代史――「世界史の誕生」以後の800年』(中公新書, 2019年)
- 『近代アジアの啓蒙思想家』(講談社選書メチエ, 2021年)
- 『現代アジアの「民主主義」』(山川出版社, 2023年)
編著
[編集]- 『ASEANにおける地域協力――文献解題と年表』(アジア経済研究所, 1984年)
- 『開発と政治――ASEAN諸国の開発体制』(アジア経済研究所, 1994年)
- 『アジアと民主主義――政治権力者の思想と行動』(アジア経済研究所, 1997年)
- 『アジアと市民社会――国家と社会の政治力学』(アジア経済研究所, 1998年)
- 『アジアの企業家』(東洋経済新報社, 2003年)
- 『新世代の東南アジア――政治・経済・社会の課題と新方向』(成文堂, 2007年)
共編著
[編集]- (村嶋英治・萩原宜之)『ASEAN諸国の政党政治』(アジア経済研究所, 1993年)
- (萩原宜之)『ASEAN諸国の官僚制』(アジア経済研究所, 1996年)
- (佐藤宏)『アジア政治読本』(東洋経済新報社, 1998年)
- 渡辺利夫共著『海の中国』(弘文堂, 2001年)
訳書
[編集]参考
[編集]『現代日本人名録2002』日外アソシエーツ