コンテンツにスキップ

土井広之

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
土井 広之
基本情報
本名 土井 博幸(どい ひろゆき)
通称 キラーロー
階級 ウェルター級
スーパーライト級
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1974-08-05) 1974年8月5日(50歳)
出身地 山形県酒田市
スタイル 極真空手シュートボクシング
テンプレートを表示

土井 広之(どい ひろゆき、1974年8月5日 - )は、日本男性シュートボクサーキックボクサー。本名は土井 博幸山形県酒田市出身。酒田工業高校卒業。シーザージム所属。元SB世界ウェルター級王者。

来歴

[編集]

プロデビュー

[編集]

1995年3月にシュートボクシングでプロデビュー。

1998年11月、小比類巻貴之にTKO負け。1999年1月、魔裟斗に押し気味の判定ドロー。2000年9月、ジャンブラッド・アマンタエフに立ち関節技で一本勝ち。1999年11月。ウィリアム・スリヤパイに判定勝ち。

世界王座獲得

[編集]

2001年1月12日、ダニー・スティール(アメリカ)とのSB世界スーパーシーガル級王座決定戦で3-0の判定勝ち(階級名は、後にウェルター級に改称された)。

2001年5月20日、スリヤー・ソー・プルンチットと対戦し、5回判定負け。

土井は世界を相手に試合を行うようになり、2001年11月20日には「Be a Champ 4th stage」でルンピニー・スタジアムジュニアミドル級8位にして、ISKAおよびWTMAのスーパーウェルター級世界2冠王のダニエル・ドーソンと対戦。終始得意のローキックを当て続け、5R目にはダウンを奪い、5R判定3-0(50-46・50-45・50-46)で勝利。試合後にはマイクで「シュートボクシングは立ち技最強。土井広之が中量級最強です」と叫んだ。

2002年2月、パジョンスックにKO勝ち。2002年7月、シュートボクシングの世界トーナメントであるS-sup2002準決勝でアンディ・サワーにKO負け。

2003年4月、ジョン・ウェイン・パーにKO負け。2003年9月、ビクトー・ヘルナンデスにローキックでKO勝ち。

2004年2月、アンディ・サワーにKO負け。2004年6月、後藤龍治に肘でリズムを崩しペースを掴ませず判定勝ち。

2005年5月、トビー・グレアーにスタンディングチョークスリーパーで一本勝ち。2005年9月、大野崇に判定勝ち。

2006年2月、ダスティン・ジョンソンにローキックでKO勝ち。2006年7月、ブーヌンに判定勝ち。

2005年8月12日に記者会見の席上で、「チャンピオンとして納得のいく試合ができていない」とし、世界ウェルター級王座を返上した(同時にベルトも返却)。

結婚

[編集]

2004年4月1日に入籍。2006年5月14日に東京ディズニーシーで結婚披露宴を行った[1]

戦績

[編集]
キックボクシング 戦績
52 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
35 16 3 0
14
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
キム・ジュン 3分3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2006
【リザーブマッチ】
2006年11月3日
× 菊池浩一 3分5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 5th 2006年9月23日
バダムガラブ・バルジンニャム 3分3R終了 判定3-0 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
SURPRISING 6 〜東金ジム28周年記念 戦場の狼2〜
2006年8月6日
ブーヌン・サックホームシン 3分5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 4th 2006年7月7日
キム・パン・スー 3分5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 2nd 2006年3月25日
ダスティン・ジョンソン 1R 1:44 KO(左ローキック) SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 1st 2006年2月9日
カノクチャイ・クロスフェニックス 4R 1:11 KO(左ローキック) SHOOT BOXING 2005 20th ANNIVERSARY SERIES FINAL 2005年11月25日
大野崇 3分5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2005 20th ANNIVERSARY SERIES 4th 2005年9月25日
× ゲンナロン・ウィラサクレック 3分3R終了 判定0-3 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
東金ジム27周年記念大会 DETERMINATION(決心)5th 〜戦場の狼〜
2005年6月24日
トビー・グレアー 4R 0:21 スタンディング・チョークスリーパー SHOOT BOXING 2005 20th ANNIVERSARY SERIES 2nd "STAND UP!" 2005年4月29日
パジョンスック・SKVジム 4R 1:02 テクニカル判定0-1 SHOOT BOXING 2005 GROUND ZERO FUKUOKA 2005年1月23日
× フィクリ・ティアルティ 3R 1:27 KO(跳び膝蹴り) SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2004
【スペシャルワンマッチ】
2004年9月19日
後藤龍治 5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2004 Infinity-S Vol.3 2004年6月4日
× アンディ・サワー 4R 1:11 TKO(タオル投入) SHOOT BOXING 2004 Infinity-S Vol.1
【SB世界スーパーウェルター級初代王者決定戦】
2004年2月1日
× マルフィオ・"ザ・ウォーリヤータイガー"・カノレッティ 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2003 〜世界王者対抗戦〜 2003年11月18日
ビクトー・ヘルナンデス 1R 2:45 KO(3ノックダウン:ローキック) SHOOT BOXING "S" of the World Vol.5 2003年9月23日
キース・"ハマー"・ネズビット 1R 1:19 KO(3ノックダウン:膝蹴り) FUTURE FIGHTER IKUSA 4 〜宴〜 FIREWORKS
【シュートボクシングルール】
2003年8月30日
× ジョン・ウェイン・パー 4R KO XPLOSION - 3 KINGS OF CHAMPIONS
【シュートボクシングルール】
2003年4月27日
× シェイン・チャップマン 5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING "S" of the World 2003年2月2日
× アンディ・サワー 1R 0:59 KO(パンチ) SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2002
【準決勝】
2002年7月7日
タリック・ベンフキー 3R+延長R終了 判定3-0 SHOOT BOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2002
【1回戦】
2002年7月7日
アーテム・スケグロフ 5R+延長R終了 判定2-0 SHOOT BOXING The age of S Vol.2 2002年3月31日
パリーロ・ジェイソン 1R 2:39 TKO(3ノックダウン:左ハイキック) SHOOT BOXING The age of S Vol.1 2002年2月1日
ダニエル・ドーソン 5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING Be a Champ 4th stage 2001年11月20日
宋保山 2R 1:47 KO SHOOT BOXING Be a Champ 3rd Stage 2001年9月25日
ダニー・スティール 3R終了 判定3-0 SHOOT BOXING Be a Champ
【WSBAスーパーシーガル級王座決定戦】
2001年1月12日

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
龍巳健次郎
第7代SB日本スーパーライト級王者

1998年6月4日 - 返上

空位
次タイトル獲得者
宍戸大樹
前王者
王座新設
初代SB世界ウェルター級王者

2001年1月12日 - 2005年8月12日

次王者
N/A