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千代むすび酒造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
千代むすび酒造株式会社
CHIYOMUSUBI SAKE BREWERY CO,. LTD.
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
684-0004
鳥取県境港市大正町131番地
設立 1954年(昭和29年)11月29日
創業 1865年(慶応元年)
業種 食料品
法人番号 3270001003815 ウィキデータを編集
事業内容 清酒・焼酎の製造販売
代表者 代表取締役社長 岡空晴夫
資本金 3,000万円
関係する人物 岡空林太郎
外部リンク http://www.chiyomusubi.co.jp/
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本社直売店・岡空本店玄関

千代むすび酒造株式会社(ちよむすびしゅぞう)は、鳥取県境港市大正町に本社を置く酒類メーカー。

概要

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境港市唯一[注釈 1]蔵元で、酒蔵・直売所はJR境港駅前の水木しげるロード沿いにある。

沿革

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  • 1865年 - 創業、「日本魂」「岡正宗」の銘柄で販売[1]
  • 1897年 - 岡空醸造所設立[2]
  • 1926年以降(昭和以降) - 銘柄を「千代むすび」に改める。
  • 1954年 - 千代むすび酒造株式会社に組織変更。
  • 1992年 - 長年酒造(西伯郡淀江町:現・米子市)廃業に伴い、「長年」の銘柄を譲り受ける[3]
  • 1996年 - 酒類問屋の足統(現・国分西日本の一部)と共同出資により地ビール製造の「千代むすびアンド足統ビール株式会社」を設立、1997年から生産開始、「夢みなとビール」「鬼太郎ビール」の銘柄を発売、のちに「夢みなとビール株式会社」に社名変更[4]
  • 2007年 - 地ビール事業を清算。鬼太郎ビールの銘柄は久米桜麦酒へ譲渡。
  • 2009年 - 益尾酒造本店(米子市)廃業に伴い、「眞壽鏡」「上代」の銘柄を譲り受ける[5]
  • 2019年 - クラフトジン因伯人を発売。
  • 2020年 - 新型コロナウイルス感染症の流行による消毒剤不足により、代用の高濃度アルコール65ウォッカ(飲用可)と医療用アルコール65(飲用不可・酒税非課税)を発売。

銘柄

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日本酒
  • 千代むすび
  • 長年(ながとし)
  • 眞壽鏡(ますかがみ)
  • 鬼の舌震い
スパークリング日本酒
  • しゅわっと空
  • CHIYOMUSUBI SORAH
焼酎
  • 本格そば焼酎 すいちょう
  • 本格そば焼酎 よもっちぇ
  • 本格いも焼酎 浜の芋太なかどり
  • ゲゲゲのいも焼酎
  • 本格米焼酎 山陰はまかぜ
  • 本格麦焼酎 むすびの一番
リキュール
  • 梅酒 梅語り
  • ねこ娘の梅酒
  • 柚酒 柚語り
スピリッツ
  • クラフトジン 因伯人(IMPACT)
  • クラフトウォッカ 炎人(ENGINE)
  • アルコール65ウォッカ
マッコリ
  • 東京マッコリ
ゲゲゲの鬼太郎酒シリーズ
  • 鬼太郎キャラクターの瓶、ラベルの貼られた酒を販売している。
医療用アルコール
  • アルコール65医療用(飲用不可)

登場する作品

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参考文献

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  • 『とっとり酒蔵散歩』米子今井書店、1998年。ISBN 4-89678-035-3 
  • 『山陰企業年鑑』山陰政経研究所、2013年、194頁。 (基礎情報)

脚注

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注釈

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  1. ^ 『境港市史』によると、出版された1986年時点では他に「杉谷合名会社」(秀蘭)と「面谷合名会社」(暁山)が存在していたが、杉谷は既に廃業と思われる。(同名のバス停が存在)跡地にはアパートが建設されている。面谷は自社製造をやめ、酒蔵は博物館「海とくらしの史料館」に改修された。

出典

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  1. ^ 『とっとり酒蔵散歩』、127頁。 
  2. ^ 『境港市史』 下巻、1986年、27頁。 (この年を創業年と記載している)
  3. ^ Galeria大正蔵”. 2013年6月8日閲覧。
  4. ^ 日経テレコン (1996年9月14日). “千代むすび酒造、足統と共同出資により「千代むすびアンド足統ビール株式会社」を設立”. 日本経済新聞地方版中国A 
  5. ^ 益尾酒造本店”. 日本酒物語. 2013年6月8日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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