助川成也
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助川 成也(すけがわ せいや)は、日本の研究者。博士(経済学)。国士舘大学政経学部教授。泰日工業大学 客員教授。出身高校は大田原高等学校。専門はASEAN経済共同体、タイ、FTA等通商戦略。栃木県那須郡湯津上村(現大田原市)出身。
学歴
[編集]- 1992年3月 中央大学経済学部国際経済学科卒業
- 2019年3月 九州大学大学院経済学府博士後期課程修了。博士(経済学)
職歴
[編集]- 1992年4月 日本貿易振興会(ジェトロ)(現日本貿易振興機構)入会(経済情報部国際経済課)。
- 1995年1月 ジェトロ大阪本部国際経済交流センター
- 1997年6月 経済情報部産業情報課
- 1998年6月 ジェトロ バンコクセンター(対タイ投資促進担当)
- 2004年3月 海外調査部アジア大洋州課・課長代理
- 2010年3月 ジェトロ バンコクセンター・主任調査研究員(アジア)・次長(Vice President & Senior Economist (Asia Region))
- 2013年10月 ジェトロ企画部・事業推進主幹(東南アジア担当)
- 2015年4月 ジェトロ企画部・海外地域戦略主幹(ASEAN)
- 2017年3月末 ジェトロ退職
- 2017年4月 国士舘大学政経学部准教授
- 2020年4月 国士舘大学政経学部教授
- 2022年4月 泰日工業大学(在バンコク)経営学部 客員教授(国士舘大学より在外研究員として派遣)
教員歴
[編集]- 2005年4月-06年3月 明治学院大学国際学部非常勤講師(東南アジア地域研究)
- 2014年4月‐18年3月 神田外語大学非常勤講師(東南アジア政治経済論)
- 2017年4月-20年3月 国士舘大学政経学部 准教授(国際経済論、経済開発論)
- 2020年4月-現在 国士舘大学政経学部教授
- 2022年4月-現在 泰日工業大学 客員教授
その他
[編集]- 2007年4月 - 現在 亜細亜大学アジア研究所嘱託研究員(現 特別研究員)
- 2010年5月 - 現在 中央大学経済研究所客員研究員「アジア経済圏研究部会」
- 2009年12月 - 現在 東アジア共同体評議会 有識者議員
- 2014年4月 - 現在 国際貿易投資研究所(ITI)客員研究員
- 2018年6月 - 現在 一般社団法人 日・タイ経済協力協会(JTECS)理事(非常勤)
- 2019年5月 - 現在 (一財)企業共済協会 理事(非常勤)
- 2021年5月 - 現在 Yahoo!ニュース公式コメンテーター
執筆歴
[編集]- 「ビジネスガイド タイ」(共著、ジェトロ、2003年1月)
- 「新興国のFTAと日本企業」(共著、ジェトロ、2005年12月)
- 「南進する中国とASEANへの影響」(木村福成・石川幸一編著、ジェトロ、2007年4月)
- 「東アジアのグローバル化と地域統合(新・東アジア経済論Ⅲ)」(平川均・石川幸一・小原篤次・小林尚朗編著、ミネルヴァ書房、2007年5月)
- 「FTAガイドブック2007」(浦田秀次郎・石川幸一・水野亮編著、ジェトロ、2007年6月)
- 「ASEANのFTA進展がもたらす貿易拡大の評価」(委託元:機械振興協会経済研究所/2008年3月/国際貿易投資研究所)
- 「アジア国際分業における日台企業アライアンス:ケーススタディによる検証」(共著、2008年3月/財団法人交流協会)
- 「東アジアの政治をどうみるか」(共著、2008年3月/アジア研究所叢書22/亜細亜大学アジア研究所)
- 「東アジア国際分業の拡大と日本」(共著、2008年10月/ジェトロ)
- 「ASEANのFTAによる域内および対日貿易への影響」(共著、委託元:機械振興協会経済研究所/2009年3月/国際貿易投資研究所)
- 「大メコン圏(GMS)を中国から捉えなおす」(末廣昭・宮島良明・大泉啓一郎・助川成也・青木まき・ソンポップ マーナランサン、東京大学社会科学研究所、2009年3月)
- 「アジア研究所紀要」(第35号、亜細亜大学アジア研究所、2009年3月)
- 「ASEAN経済共同体」(石川幸一・清水一史・助川成也、2009年8月)
- 「東南アジアのグローバル化とリージョナル化」(共著、2010年2月/アジア研究所・アジア研究シリーズNo.73/亜細亜大学アジア研究所)
- 「グローバリゼーションと日本経済」(共著、2010年2月/青木健・馬田啓一編著/文眞堂)
- 「Challenges Facing ASEAN in the Building of the ASEAN Economic Community: Focusing on the Liberalization of the Trade in Goods and Services」(『ASEAN Study Report』、March 2010/The Japan Institute of International Affairs)
- 「FTA時代を迎えるASEANと変わる各国産業・企業の競争環境」(「環太平洋ビジネス情報RIM」、2010vol.10 No.38、日本総研)
- 「グローバル金融危機と世界経済の新秩序」(共著、2010年11月/青木健・馬田啓一編著/日本評論社)
- 「新しいASEAN ~地域共同体とアジアの中心性を目指して~」(共著、2011年12月/山影進編/アジア経済研究所)
- 「通商政策の潮流と日本』(共著、2012年4月20日/山澤逸平、馬田啓一、国際貿易投資研究会編著/勁草書房)
- 「「タイ大洪水」を振り返る - 経済・産業へのインパクトと政府・企業の対応」(『海外事情』2012年5月、拓殖大学海外事情研究所)
- 「タイ-2011年大洪水 – その記録と教訓」(共著、玉田芳史・星川圭介・船津鶴代編/2013年9月/アジア経済研究所)
- 「アジア太平洋の新通商秩序」(共著、2013年10月/山澤逸平・馬田啓一・国際貿易投資研究会編著/勁草書房)
- 「ASEAN経済共同体と日本」(2013年12月/石川幸一・清水一史・助川成也編著/文眞堂
- 「南進する中国と東南アジア:地域の「中国化」」、2014年3月/末廣昭・伊藤亜聖・大泉啓一郎・助川成也・宮島良明・森田英嗣/東京大学社会科学研究所)
- 「メコン圏経済の新展開」(共著、2014年3月/日本経済研究センター)
- 「ASEAN大市場統合と日本」(共著、2014年10月/深沢淳一・助川成也著/文眞堂
- 「タイ経済の基礎知識」(共著、2015年2月/若松勇・助川成也編著/ジェトロ
- 「FTA戦略の潮流」課題と展望(共著、2015年3月/石川幸一・馬田啓一・国際貿易投資研究会編著/文眞堂
- 「メガFTA時代の新通商戦略」現状と課題(共著、2015年7月/石川幸一・馬田啓一・高橋俊樹編著/文眞堂)
- 「現代ASEAN経済論」(共著、2015年9月/石川幸一・朽木昭文・清水一史編著/文眞堂)
- 「アジアの開発と地域統合~新しい国際協力を求めて~」(共著、2015年11月/朽木昭文・馬田啓一・石川幸一編著/日本評論社)
- 「日本企業のアジアFTA活用戦略~TPP時代のFTA活用に向けた指針~』(共著、2016年2月、成也・高橋俊樹編著/文眞堂)
- 「メガFTAと世界経済秩序:ポストTPPの課題」(共著、2016年10月/石川幸一・馬田啓一・渡辺頼純編著/勁草書房)
- 「ASEAN経済共同体の実現と日本」(共著、2016年10月/石川幸一・清水一史・助川成也編著/文眞堂)
- 「検証・アジア経済:現状と課題』(共著、2017年3月/馬田啓一・石川幸一・清水一史編著/文眞堂)
- 「アジア太平洋地域のメガ市場統合』(共著、2017年3月/長谷川聡哲編著/中央大学経済研究所 研究叢書69号)
- 「経済統合で変化する投資環境と機械工業のASEAN投資』ITI調査研究シリーズNo.50(共著、2017年3月/国際貿易投資研究所)
- 「サクッとわかるビジネス教養『東南アジア』」(監修、2021年4月/新星出版社)
- 「RCEPと東アジア」(共著、2022年6月/石川幸一・清水一史・助川成也編著/文眞堂)
脚注
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