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兄妹はじめました!

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

兄妹はじめました!』(きょうだいはじめました)は、愁☆一樹による日本4コマ漫画作品。両親の再婚により義兄妹となった茜と葵を中心に描かれるハートフルラブコメ4コマ漫画。 作者特有の可愛らしい画風と明るい話の展開が最大の特徴の作品[独自研究?]。「まんがタイムきららMAX」(芳文社)誌上で2004年7月号から2009年9月号まで連載された。単行本は全4巻。

登場人物

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各登場人物には全員色の名前が入っている

高坂(こうさか あかね)
18歳。
葵とは幼馴染であり、5歳の時に父の再婚により義兄妹になる。
周囲も認めるシスコンで、幼少期からずっと葵に頭が上がらない[1]
料理をするとなぜか砂糖を入れようとする。
かなりモテるらしく、バレンタインデーには大量のチョコレートを貰っている。
実は料理部に所属しているのだが、本人もその事を忘れている。
おみくじや占いでは、ことごとくよくない結果が出る。
誰から見ても萌葱に好かれているのだが、本人は気付いていない超鈍感。
高坂(こうさか あおい)
17歳。
旧姓松山。4歳の時に母の再婚により茜と義兄妹となり「高坂葵」となる。
頭に猫の飾りを付けており、感情によって猫の表情も変わる。
しっかり者でちゃっかり者。茜をうまく操縦している。
両親が転勤で家を空けているため、家計も預かっている[2]
料理部に所属。
怖い話が苦手。
おみくじは好き[3]だが、占いには興味が無い。
大山萌葱(おおやま もえぎ)
葵のクラスメイトで、ハイテンションな天然さん。そのため、失言も多い[4]
茜の事が好きで、それを公言しており、行動のほとんどが「茜と会えるかどうか」という基準。
ナスピーマンが嫌い。
料理部所属ではあるが、料理は苦手。
兄の事「兄貴」、母親の事を「母上」と呼ぶ。
大山葉(おおやま みどりは)
茜のクラスメイトでいつも眠そうなのんびり屋さん。
8時間寝てもまだ眠いらしく、授業中もよく寝ている。
葵の事が好きな一方、真紅に好かれていることも気付いている様子。
茜と同じファミレスバイトをしている。
茜同様、実は料理部に所属しているのだが、本人もその事を忘れている。
若葉弧(わかば こがね)
葵のクラスメイト。
萌葱とは家が隣同士の幼馴染。
ほとんどのメンバーが朝弱い中、唯一朝5時きっかりに目が覚める[5]
料理部所属で料理が上手く、掃除や洗濯も出来る。
萌葱が好きではあるのだが、当の萌葱が茜を好きであるため、打ち明けられないでいる[6]
目つきが悪く、あまり表情が変わる事が無く、無理に笑おうとすると怖いらしい。
幼少期から大山兄妹の喧嘩の仲裁をし、萌葱から茜に対する惚気話を聞かされるなど、苦労が絶えない人。
朝霞真(あさか しんく)
茜のクラスメイト。
背が低く、うさぎのような大きなリボンが特徴。。
葵の所属する料理部の先輩でもあり、料理の腕は一番いい。
萌葱からは「いい姑になれる」など、必要以上に年上キャラとして扱われる事が多い。
世話好きの性格で、料理部の先輩ということもあり大山兄妹の面倒を見る事が多い。
緑葉の事が好き。
嵐山真(らんざん まくろ)
真白の双子の兄。
お金持ちの家の子で、人見知りな性格。
小動物ちっくで、責められてもいない状況でもいつも謝ってばかりいる。
転校してくると同時に料理部にも入部した。
嵐山真(らんざん ましろ)
真黒の双子の妹。
男女の双子ではあるが、真黒と瓜二つ。
性格は真黒と正反対でややきつめの描写が見られる[7]
真黒同様、転校と同時に料理部に入部。
葵に懐いており、茜を邪険にするが、別に茜が嫌いというわけでもない[8][9]

単行本

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芳文社より「まんがタイムKRコミックス」として刊行。

  1. 2006年4月11日発行 ISBN 4-8322-7569-0
  2. 2007年4月11日発行 ISBN 978-4-8322-7622-2
  3. 2008年7月13日発行 ISBN 978-4-8322-7706-9
  4. 2009年10月11日発行 ISBN 978-4-8322-7843-1

脚注

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  1. ^ 兄妹になる前から好きであり、本人も「妹だから優しいんじゃない」と発言しているため、厳密に言えばシスコンではない。
  2. ^ 茜のおこづかいも葵の裁量次第。
  3. ^ 年初めの恒例行事なので引かないとスッキリしないらしい。
  4. ^ 無論、本人に自覚は無い。
  5. ^ 夜早く寝るから朝早く目が覚める。
  6. ^ 葵はその事を知っている。
  7. ^ ただし、父親や茜以外の人には普通に接している。
  8. ^ 元々男の人自体に冷たい所があるらしい。
  9. ^ “好き“でもなく、“嫌い“でもなく、“普通”でもない何か、らしい。