三井物産デジタル
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒101-0054 東京都千代田区神田錦町三丁目26番地 一ツ橋SIビル |
設立 | 1988年(昭和63年)8月 |
業種 | 情報・通信業 |
代表者 | 代表取締役社長 吉川 治宏 |
資本金 | 2億円 |
従業員数 | 50名 |
主要株主 | 三井物産 |
三井物産デジタル株式会社(みついぶっさんデジタル)は、かつて存在した日本の企業である。三井物産の子会社であった[1]。
概要
[編集]1988年に、三井物産に勤務していた土屋哲雄が設立し、社長を務めた[2]。社内ベンチャーとして起業され、物産から当時35歳の人物が新会社の社長になったことは初の事例であった[3]。
主な事業
[編集]レーザープリンターの開発および販売を行っていた[5]。1990年1月にプリンタ「MEGA Jr.」を発売し、ページプリンターの低価格化に大きな影響を与えた[6]。
ゴルフのスイングを動画撮影しモニター上で再生可能な「モーション・トレーサー」を開発した[7]。
1992年11月から、低価格のパーソナルコンピュータの販売を行った[8]。ブランド名は「PCiN」である[8]。直営店は東京・秋葉原に開設された[1]。
沿革
[編集]物産デジタル株式会社
[編集]三井物産デジタル株式会社
[編集]- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)
- 9月 - 富士ゼロックス社製レーザープリンター『Laser Wind』シリーズの販売を開始
- 1997年(平成9年)
- 7月 - コンピュータグラフィックス専門ショップ『CGiN』を秋葉原に開店
- 1998年(平成10年)
- 8月 - Microsoft Windows OEM 製品の販売代理権取得
- 1999年(平成11年)
- 10月 - ロジックエミュレータ『REALE』を開発、販売を開始
- 2000年(平成12年)
- 5月 - 仏国GUILLEMOT社HERCULES VGAカード、PCアクセサリー販売代理権取得
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 4月 - 株式会社エス・アイ・エムと合併、新会社名を三井物産デジタル株式会社として発足
その他
[編集]設立時から、社員の給料では年俸制となっていた[9]。社長の土屋は、年俸制導入が創業期の業績向上につながったと発言している[10]。
土屋哲雄は叔父の土屋嘉雄に頼まれて退社しワークマンの専務についた。