三ツ打ち
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三ツ打ち・三つ打ち(みつうち)とは、主に福井県嶺北地方で盛んな和太鼓の「地打ち」の一つ。
概要
[編集]使用する太鼓は「長胴太鼓」「桶胴太鼓」。福井県が発祥の地とされている[1][2]。「三ツ打ち」は福井県嶺北地方で永く育まれ、福井県の郷土芸能団体「福井豊年太鼓みどり会」が石川県の太鼓奏者と共に結成した「加賀白山太鼓」を通じて昭和30年代末に石川県へ広がったのを始め、幾人もの福井県の太鼓名手等による指導によって、全国へと広められていった。この「三ツ打ち」は、現代では関東地方の一部では「ひづめ」という呼び名で親しまれている。
奏法
[編集]- 奏法は左右二本の桴(ばち)を使った伴奏的な存在である。このリズムをあえて書き言葉(聞こえ言葉)にすると、長胴太鼓の場合は「トコトン、トコトン、トコトン…(以降同じ)」または、「トントコ、トントコ、トントコ…(以降同じ)」となる。また桶胴太鼓の場合は使う桴の種類にもよるが「ダカダン、ダカダン、ダカダン…(以降同じ)」または、「ダンダカ、ダンダカ、ダンダカ…(以降同じ)」と聞こえる場合もある。
出典
[編集]- ^ 『世界を変える日本人』2010年2月19日・テレビ東京番組内にて放映
- ^ 社団法人石川県太鼓連盟 - 公式HP内コンテンツ「石川の太鼓チーム突撃取材・第5回若原明神太鼓(白山市)」記事内