ラムルマ
ラムルマ | |
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欧字表記 | Ramruma |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1996年 |
父 | Diesis |
母 | Princess of Man |
生国 | アメリカ合衆国 |
生産者 | Newgate Stud Company (USA) |
馬主 | Fahd bin Salman |
調教師 | Henry Cecil (イギリス) |
競走成績 | |
生涯成績 | 11戦5勝 |
獲得賞金 | 530,470ポンド |
ラムルマ (Ramruma) は、アメリカ合衆国で生まれたイギリスの競走馬。1999年カルティエ賞最優秀3歳牝馬。1999年に英オークス・愛オークス・ヨークシャーオークスを制した。
経歴
[編集]2歳・3歳
[編集]1998年9月にデビューした。2歳時はマイル戦を2走したが未勝利で終わった。ヘンリー・セシル調教師はラムルマにマイルは短すぎると判断し、1999年は12ハロン路線へ的を絞ることとした。この路線変更は成功し、牡馬との混合戦を3馬身半差で快勝するとオークストライアルにも優勝。引き続きオークスを3馬身、アイリッシュオークスを7馬身と圧勝し、ヨークシャーオークスでもエラアシーナを退けて5連勝を挙げ、ユーザーフレンドリー以来史上3頭目となる英愛オークス・ヨークシャーオークスの3競走制覇を達成した。9月には更なる距離延長を試み、セントレジャーでムタファーウエクの2着と牡馬に混じって健闘している。
1999年は6戦5勝2着1回という成績で、カルティエ賞の最優秀3歳牝馬に選出された。
4歳
[編集]2000年は5月に始動したが、競走中に筋肉を損傷、春シーズンの予定は白紙となった。
約4ヶ月の療養の後、ラムルマはヨークシャーオークスで復帰した。このレースにはイギリスのオークス馬ラブディバインとアイルランドのオークス馬ペトルーシュカも参戦しており、3頭の優れた牝馬が顔を揃える "races of the season" として注目された。結果はペトルーシュカ、ラブディバインに続く3着であった。その後はブリーダーズカップへ向けて調整されていたが、確勝と思われたハーヴェストステークスで勝ちを逃すと、陣営は「彼女を以前の状態に戻すことができなかった」として引退を発表した。
引退後
[編集]繁殖牝馬のヨーロッパ史上最高落札額となる210万ギニーでクールモアスタッドに落札された。産駒には、2010年アイリッシュセントレジャー3着のフライングクロス(Flying Cross)などがいる。
年別競走成績
[編集]- 1998年(2戦0勝)
- 1999年(6戦5勝)
- 1着 - オークス、アイリッシュオークス、ヨークシャーオークス
- 2着 - セントレジャーステークス
- 2000年(3戦0勝)
血統表
[編集]ラムルマの血統(ネイティヴダンサー系 / アウトクロス) | (血統表の出典) | |||
父 Diesis 1980 栗毛 |
父の父 Sharpen Up1969 栗毛 |
*エタン | Native Dancer | |
Mixed Marriage | ||||
Rocchetta | Rockfella | |||
Chambiges | ||||
父の母 Doubly Sure1971 鹿毛 |
Reliance | Tantieme | ||
Relance | ||||
Soft Angels | Crepello | |||
Sweet Angel | ||||
母 Princess of Man 1975 栗毛 |
Green God 1968 栗毛 |
Red God | Nasrullah | |
Spring Run | ||||
Thetis | *ガーサント | |||
Three Rock | ||||
母の母 White Legs1957 栗毛 |
Preciptic | Precipitation | ||
Artistic | ||||
Caspian Sea | Tehran | |||
Sea Fret F-No.2-i |
外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 JBISサーチ、Racing Post