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モミジハグマ属

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
モミジハグマ属
オクモミジハグマ
分類APG III
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 Eudicots
階級なし : キク類 Asterids
階級なし : キキョウ類 Campanulids
: キク目 Asterales
: キク科 Asteraceae
亜科 : コウヤボウキ亜科 Pertyoideae
: モミジハグマ属 Ainsliaea
学名
Ainsliaea DC. [1]
和名
モミジハグマ属
  • 本文参照

モミジハグマ属(モミジハグマぞく、学名Ainsliaea、紅葉白熊属)はキク科の1つ[1]

特徴

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多年草根出葉がありロゼット状になる。花茎が出ては互生するが、花軸の途中に輪生状に葉をつけ、葉柄がある。花軸の先に穂状、あるいは円錐状に薄紫色のを咲かす。頭花は3つの小花からなる。小花の花弁は細長く反り返る。総苞は狭い筒状になり、総苞片は多列あり、覆瓦状に並ぶ。日本から中国にかけた地域で30種ほどが知られる[1]。日本では多くが山間部に自生する。

日本に分布する種

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クサヤツデ属のクサヤツデ Diaspananthus uniflorus をこの属に入れる場合がある。

ギャラリー

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脚注

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  1. ^ a b c 『日本の野生植物草本III合弁花類』pp.207-208

参考文献

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