ムラサキアリアケカズラ
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ムラサキアリアケカズラ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ムラサキアリアケカズラ
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分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
Allamanda blanchetii A.DC. | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
purple allamanda, violet allamanda |
ムラサキアリアケカズラ(紫有明葛、学名:Allamanda blanchetii[1]、シノニム:Allamanda violacea[2])はキョウチクトウ科アリアケカズラ属の半つる性常緑低木。
特徴
[編集]他のアリアケカズラ類が黄花であるのに対して、本種は赤紫色の花が咲く。花の中心部は濃い紫色。花径は約5 cmほどの漏斗型で、先が5裂する。葉はやや幅広の倒卵形で全縁、両面に粗い毛が散生しざらつく。葉は3–4枚が輪生する。枝にも粗い毛が散生し、枝を3 mくらいまで長く伸ばして他の木などに絡みつく。蒴果はまれに結実し、表面に刺が多い[3][4][5]。
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花(2024年10月 沖縄県沖縄市 東南植物楽園)
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花(2024年5月 沖縄県石垣市)
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輪生葉(2024年5月 沖縄県石垣市)
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葉の両面に生える粗い毛(2024年10月 沖縄県沖縄市 東南植物楽園)
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茎に生える粗い毛(2024年10月 沖縄県沖縄市 東南植物楽園)
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刺の多い蒴果(2024年6月 沖縄県本部町)
分布と利用
[編集]ブラジル原産で、沖縄県内では庭、公園樹として利用されるが、黄色い種と比べて栽培はまだ少ない。花期は5–11月。挿し木で繁殖可能[3][6]。
脚注
[編集]- ^ “ムラサキアリアケカズラ”. YList. 2024年8月22日閲覧。
- ^ “ムラサキアリアケカズラ(シノニム)”. YList. 2024年8月22日閲覧。
- ^ a b (白井 1980, p. 18)
- ^ (大川 & 林 2016, p. 375)
- ^ (林 & 名嘉 2022, p. 53)
- ^ (屋比久 2006, p. 117)
参考文献
[編集]- 米倉浩司; 梶田忠 (2003年). “ムラサキアリアケカズラ”. BG Plants 和名-学名インデックス (YList). 2024年8月19日閲覧。
- 白井祥平『沖縄園芸植物大図鑑』 4巻《熱帯花木》、沖縄教育出版、那覇市、1980年。
- 屋比久壮実『花ごよみ 亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画、2006年。ISBN 4990191730。
- 平良一男; 新里隆一・仲村康和・松田正則「オオバナアリアケカズラ」『沖縄 花めぐり』沖縄都市環境研究会、2009年。 ※ 写真のみ掲載
- 大川智史; 林将之『ネイチャーガイド 琉球の樹木 奄美・沖縄~八重山の亜熱帯植物図鑑』文一総合出版、東京都新宿区、2016年。ISBN 9784829984024。
- 林将之; 名嘉初美「アリアケカズラ」『沖縄の身近な植物図鑑』ボーダーインク、2022年。ISBN 9784899824350。
外部リンク
[編集]- ムラサキアリアケカズラ GKZ植物事典
- 旬の植物・「ムラサキアリアケカズラ」 太陽の花 沖縄県花卉園芸農業協同組合 2018-05-25
- ムラサキアリアケカズラ(紫有明蔓) うちなー通信 ※ 学名をA. violaceaと表記
- アラマンダ・ヴィオラケア jusa's Garden ※ 学名をA. violaceaと表記
- ブラジル原産「ムラサキアリアケカズラ」が満開 うるま市の民家 TBS NEWS DIG 2024-07-24