マリー・ンディアイ
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マリー・ンディアイ Marie NDiaye | |
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2013年 | |
誕生 |
1967年6月4日(57歳) ロワレ県ピティヴィエ |
職業 | 小説家、劇作家 |
国籍 | フランス |
代表作 |
『ロジー・カルプ』 Trois Femmes puissantes |
主な受賞歴 |
フェミナ賞(2001) ゴンクール賞(2009) ネリー・ザックス賞(2015) オーストリア国家賞(2023) |
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マリー・ンディアイ(Marie NDiaye、1967年6月4日 - )はフランスの小説家、劇作家。
経歴
[編集]12歳から執筆を開始し、17歳の若さで処女長編 Quant au riche avenir を発表した。2001年には長編『ロジー・カルプ』でフェミナ賞を、2009年には『三人の逞しい女』でゴンクール賞を受賞した[1]。また彼女が作劇した戯曲 Papa doit manger は、女性作品としては2番目のコメディ・フランセーズ上演種目となった。
ンディアイはピティヴィエで生まれ、フランス人の母の元で育った。父はセネガル人だが、彼女が15歳になるまで父と会うことはなかった。
日本語訳
[編集]- 『みんな友だち』笠間直穂子訳、インスクリプト、2006年
- 『心ふさがれて』笠間直穂子訳、インスクリプト、2008年
- 『ねがいごと』笠間直穂子訳、駿河台出版社、2008年
- 『ロジー・カルプ』小野正嗣訳、早川書房、2010年
- 『三人の逞しい女』小野正嗣訳、早川書房、2012年
- 『パパも食べなきゃ』根岸徹郎訳、れんが書房新社、2013年
作品リスト
[編集]長編/短編集
[編集]- Quant au riche avenir (1985)
- 古典劇 (Comédie classique 1988) - 200ページに渡る全文を、わずか一文で書き上げた作品。
- La femme changée en bûche (1989)
- En famille (1991)
- Un temps de saison (1994)
- La Sorcière (1996)
- ロジー・カルプ (Rosie Carpe 2001) - 2001年フェミナ賞受賞
- みんな友だち (Tous mes amis 2004) - 中短編集
- Autoportrait en vert (2005)
- 心ふさがれて (Mon cœur a l'etroit 2007)
- 三人の逞しい女(Trois femmes puissantes 2009) - 2009年ゴンクール賞受賞
戯曲
[編集]- Hilda (1999)
- Papa doit manger (2003)
- Rien d'humain (2004)
- Les serpents (2004)
児童書
[編集]- La diablesse et son enfant (2000)
- Les paradis de Prunelle (2003) - 絵・ピエール・モルネ
- ねがいごと (Le souhait 2005) - 絵・アリス・シャルバン
エッセイ
[編集]- La naufragée (1999)
脚本
[編集]- サントメール ある被告 Saint Omer (2022)
脚注
[編集]- ^ “Novelist NDiaye Wins France's Top Literary Prize” (2 November 2009). 2009年11月2日閲覧。