コンテンツにスキップ

マックス・アンガー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マックス・アンガー
Max Unger
refer to caption
現役時代のアンガー(2015年)
基本情報
ポジション センター
オフェンシブガード
生年月日 (1986-04-14) 1986年4月14日(38歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
ハワイ州カイルア・コナ
身長: 6' 5" =約195.6cm
体重: 305 lb =約138.3kg
経歴
大学 オレゴン大学
NFLドラフト 2009年 / 2巡目全体49位
初出場年 2009年
初出場チーム シアトル・シーホークス
所属歴
2009-2014 シアトル・シーホークス
2015-2018 ニューオーリンズ・セインツ
受賞歴・記録
スーパーボウル制覇(1回)
第48回
オールプロ選出(1回)
2012年
プロボウル選出(3回)
2012年、2013年、2018年
NFL 通算成績
出場試合数 130試合
先発出場試合数 130試合
Player stats at NFL.com
Player stats at PFR

マックス・アンガー(Max Unger 1986年4月14日- )はハワイ島カイルア・コナ出身の元アメリカンフットボール選手。NFLシアトル・シーホークスニューオーリンズ・セインツに所属していた。ポジションはセンター

経歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

高校時代の2002年、州のセカンドチームに選ばれた。

オレゴン大学に進学した彼は、1年次の2005年よりQBのブラインドサイドとなる左タックルで12試合に先発出場し、フレッシュマンのオールアメリカンファーストチームに選ばれた。前年にパシフィック・テン・カンファレンスワーストとなる41被サックを喫したチームは、同年カンファレンス3位の20サックしか相手ディフェンスに許さなかった。のファーストチームに2回、セカンドチームに1回選ばれた。2年次の2006年には全13試合で先発出場し、カンファレンスのセカンドチームに選ばれた。3年次の2007年には左タックルからセンターにコンバートされて、13試合で先発出場し、カンファレンスのファーストチームに選ばれるとともに、スポーツ・イラストレイテッドからオールアメリカンファーストチームに選ばれた。4年次の2008年にもセンターで11試合に先発するなど、全13試合に先発し[1]、カンファレンスのファーストチームに選ばれるとともに、プロフットボール・ウィークリースポーツ・イラストレイテッド、Rivals.com からオールアメリカンに選ばれた[2]

シアトル・シーホークス

[編集]
2009年のアンガー

2009年のNFLドラフトを前にその年のガード中ナンバーワンのプロスペクトと期待された[3]。彼は1972年のドラフトでは、オレゴン大学の選手として、トム・ドラウガスが指名されて以来の高い指名順位となるドラフト2巡全体49位でシアトル・シーホークスに指名された[1]

7月29日、4年300万ドル以上の契約を結んだ。プレシーズン終了後、ジム・モーラヘッドコーチは、マンスフィールド・ロットに代わって彼を右ガードとして先発で起用することを明言した[4]

彼は1992年レイ・ロバーツ以来となる全16試合に先発出場した新人選手となった。開幕から13試合でガード、残り3試合でセンターを務めた[1]

2010年9月12日のサンフランシスコ・フォーティナイナーズ戦で右ガードとして先発したが、その試合でシーズン絶望となる重傷を負い、9月14日に故障者リスト入りした[1]

2011年、15試合で先発出場した。この年、マーショーン・リンチがシーホークスの選手としては、2005年以来となる1,000ヤードラッシャーとなった[1]

2012年、NFLのセンターのトップ5に入る、4年間最大2400万ドルで契約延長を果たした[5]。この年AP通信よりオールプロファーストチームに選ばれた[6]。またプロボウルの先発選手となっている[1]

2013年のアンガー

2013年、シーホークスは第48回スーパーボウルに進出した。このシーズン彼は、第8週よりゲン担ぎでヒゲを剃らずに伸ばした[7]

ニューオーリンズ・セインツ

[編集]

2015年3月10日、その年のドラフト1巡指名権とともに、ジミー・グラハムとのトレードで、ニューオーリンズ・セインツに移籍した[8]。 セインツでは2018年にプロボウルに選出された。

2019年3月16日に現役引退を表明した[9]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f BIOGRAPHY”. シアトル・シーホークス. 2009年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月29日閲覧。
  2. ^ BIO”. オレゴン大学. 2014年1月29日閲覧。
  3. ^ View Draft by Positions”. スポーツ・イラストレイテッド (2009年). 2014年1月29日閲覧。
  4. ^ Gregg Bell (2009年9月4日). “Seahawks still undecided on kicker”. シアトル・タイムズ. 2014年1月29日閲覧。
  5. ^ TOP 100 Players of 2013”. NFL JAPAN (2013年4月30日). 2014年1月29日閲覧。
  6. ^ AP通信が2012年のオールプロチーム発表”. アメフトNews Japan (2013年1月12日). 2014年1月29日閲覧。
  7. ^ 渡辺史敏 (2014年1月29日). “【SB現地レポ】恒例行事メディア・デイ -シーホークス編-”. NFL JAPAN. 2014年1月29日閲覧。
  8. ^ New Orleans Saints agree to trade to acquire center Max Unger, 1st-round draft pick for Graham”. neworleanssaints.com (2015年3月10日). 2016年2月7日閲覧。
  9. ^ Bergman, Jeremy (March 16, 2019). “Saints center Max Unger retires after 10 seasons”. NFL.com. June 9, 2021閲覧。

外部リンク

[編集]