マジカルビート

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マジカルビート
〜ビートでつなぐオチモノパズル〜
ジャンル 落ち物パズル
対応機種 アーケード[AC]
PlayStation Vita[PS Vita]
発売元 アークシステムワークス
人数 1 - 2人(対戦プレイ)
発売日 [AC]:2012年5月31日
[PS Vita]:2013年12月12日
[PS3]:2014年8月5日
デバイス 1レバー+3ボタン
その他 NESiCAxLive対応(対戦台)
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マジカルビート 〜ビートでつなぐオチモノパズル〜』は2012年アークシステムワークスより発売されたアーケード用ゲーム。

概要[編集]

NESiCAxLiveの配信専用タイトルとしてリリースされた。

8bitゲームライクなドット絵調グラフィックと、「ビートでつなぐオチモノパズル」の副題にあるように、落ち物パズル音楽ゲームの要素を合わせたゲームシステムを特徴としている。オリジナルBGMはきくおが担当。同じアークシステムワークス制作の『BLAZBLUE』『GUILTY GEAR』『XBLAZE』シリーズからの出典楽曲もある。

2013年12月12日にPlayStation Vita、2014年8月5日にはPlayStation 3で移植版も発売、双方ともダウンロード版のみの販売となる。

ゲームシステム[編集]

基本的なルール[編集]

  • マジカルビートは、基本的にCPUまたは人間との対戦に主眼が置かれている。
  • 対戦の前にBGMを選択することが可能。この選択したBGMのBPMが、下記のビートシンクロゲージに関連する。
  • フィールドは横6マス×縦9マスの格子で構成される。格子の1マスにつき1個のブロック(ビートン)を置くことができる。ただし、上方向は、画面外に1マス分だけビートンを置くことができる。格子の上までビートンが摘み上がったプレイヤーの負けとなる。
  • ビートンは3つひと組、L字型の形をしており、色は赤・青・緑・黄の4色(ジゴクバトルでは橙を加えた5色)がある。プレイヤーはビートンに対して左右移動、左右回転、設置のいずれかの操作を行う。
  • 同じ色のビートンを3つ以上繋げることで、繋げたビートンを消すことができる。
  • 次に落下するビートンはフィールドの枠外にNEXTとして4つまで予告される。
ビートシンクロゲージ
  • フィールド枠外には「ビートシンクロゲージ」と呼ばれるエリアがあり、音楽(BPM)に合わせてバーが上下している。このエリアの青い部分(ブルーエリア)にバーがある時に設置を行うとフィールド上にビートンを落下させることができる。ただし、エリア黒い部分(ブラックエリア)にバーがある時に設置を行うと失敗となり、ランダムにビートンがばら撒かれてしまう。
  • ゲージを上下するバーは、選択したBGMのBPMによって速度が変化する。
  • ビートシンクロゲージの中央にバーがあるタイミングで落下を行うと、BESTと判定されスコアボーナスやジャマー(後述)を多く送ることができる。中央に来るタイミングは、BGMの1拍にあたる。

ジャマー[編集]

  • 一度に多くのビートンを消す、BEST判定でビートンを消す、連鎖でビートンを消すことにより、相手に対してジャマービートンを送ることができる。ジャマービートン単体は並べても消すことができず、通常ビートンを消すことで縦横に重なっているジャマービートンを消すことができる。
  • ジャマービートンの落ちる個数の目安はフィールド上部へ表示される。
  • 自フィールドにジャマービートンが落ちる前に自陣もビートンを消すことで相殺させることができる。

ツナギタイム[編集]

  • ビートンを3つ以上繋げた後、ビートシンクロゲージが4拍経つまではビートンは消えずに点滅したままその場に残る。この間をツナギタイムと呼び、点滅中のビートンと同色のビートンを縦横に繋げることでそのビートンもツナギタイム終了時に纏めて消すことができる。ツナギタイム中にビートンを繋げて消した場合、多くのジャマーを相手に送ることができる。
  • ツナギタイム継続中はフィールド上にビートンが詰まっている場合であってもゲームオーバーとならない。

モード[編集]

4種類のゲームモードと乱入対戦モードがある。

なお、各種設定は工場出荷設定を基準としている。

ヒヨコバトル[編集]

  • チュートリアルが付いた入門用のモード。全5ステージのCOM対戦で勝っても負けても最後まで遊ぶことができる。

フツウバトル[編集]

  • 全10ステージのCOM対戦で、徐々にCOMの強さが上がっていくモード。

ジゴクバトル[編集]

  • 全10ステージのCOM対戦で、全てのステージでCOMレベルが最強、加えてビートンの色が橙を加えた5色となる。

オレノバトル[編集]

  • 全5ステージの練習用モード、☆1〜5(4色)と★1〜5(5色)で難易度と色数を選択可能となり、勝っても負けても遊ぶことができる。
  • モード選択時にフツウバトルにカーソルを合わせ、レバーを下に入れることで選択できる。

乱入対戦[編集]

  • 上記4種類のモード中に乱入することで当モードとなる。曲の選択はプレイヤーで交互に選択可能となり、1曲目はランダムに選択される。先に2勝すれば勝ちとなる。

フタリバトル[編集]

  • 家庭用版専用のモード。
  • PS Vita版は本体2台によるアドホック通信により、PS3版はコントローラー2つ使用することにより対戦する。

ムゲンバトル[編集]

  • 家庭用版専用のモード。
  • キャラクター・曲ともにランダムでCOM対戦を自分が負けるまで続ける。 ダウンロードコンテンツの曲も使用される。

ネットバトル[編集]

  • PS Vita版(Ver.102)のみで遊べるモード。
  • インターネットによるネットワーク対戦を行う。

曲一覧[編集]

曲名 アーティスト BPM 相手(CPU戦)
THE BEAUTIFUL MAGIC Kikuo 140 コケシロボ
CUTE ROBOT SOLDIER 128 フラワルン
UHAUHA-FUNK GOGO 110 オンドリ
LALALILU TRAP 70 サリー
THE PICO PICO WORLD 180 タコ八
OBAKA RHYTHM FESTIVAL 150 ワルパッカ
TWINKLE TINY STORY 100 U-レイ
TUNTUN-MOONLIGHT 80 イナバ
NEHAN SPELLCASTING 180 マジョルカ
MAGICAL BEAT 200 オリジナル
Cosmic Fruits Joe Down Studio 79 コケシロボ
Jewel's Party 123 U-レイ
The Shooting Star Band 151 イナバ
Freeeeeeee!!!!!!!! 160 オンドリ
Satellite Emergency 150 サリー
Moon Light Attack 160 マジョルカ
Vritra TRG303 150 ワルパッカ
Under Heaven Destruction BlazBlue 131 ラグナ
Rebellion 247 ラグナ
Bullet Dance 125 ノエル
Condemnation Wings 128 ツバキ
Catus Carnival 127 タオカカ
Thin RED Line 166 アラクネ
Active Angel 141 プラチナ
Alexandrite 134 マコト
Lust SIN 110 ジン
Gluttony Fang 207 ハザマ
Queen of rose 144 レイチェル
Marionette Purple 130 カルル

外部リンク[編集]