プログレスM-21M
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2度目のクルスシステムテストでISSからドッキングを解除したM-21M、2014年4月23日 | |
任務種別 | ISS 補給船 |
---|---|
運用者 | ロシア連邦宇宙局 |
COSPAR ID | 39456 |
SATCAT № | 2013-069A |
特性 | |
宇宙機種別 | プログレス-M (11F615A60) |
製造者 | RKKエネルギア |
任務開始 | |
打ち上げ日 | 2013年11月25日 20時53分6秒 (UTC) |
ロケット | ソユーズ-U |
打上げ場所 | バイコヌール 31/6 |
任務終了 | |
廃棄種別 | 軌道離脱処分 |
減衰日 | 2014年6月9日 17時23分 (UTC) |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ズヴェズダ 後方 |
ドッキング(捕捉)日 | 2013年11月29日 22時30分20秒 (UTC) |
分離日 | 2014年4月23日 8時58分 (UTC) |
dock時間 | 144日10時間28秒 |
ISSのドッキング(捕捉) | |
ドッキング | ズヴェズダ 後方 |
ドッキング(捕捉)日 | 2014年4月25日 12時13分 (UTC) |
分離日 | 2014年6月9日 13時29分 (UTC) |
dock時間 | 45日1時間16秒 |
プログレスM-21Mはロシア連邦宇宙局が2013年に国際宇宙ステーション(ISS)の補給のために打ち上げたプログレス補給船。NASAやJAXAではプログレス53、53Pなどとも呼ばれる[1]。
運用
[編集]プログレスM-21Mは2013年11月25日20時53分6秒(UTC)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地からソユーズ-Uで打ち上げられた[1]。
2013年11月28日のISSへの近接の際クルス-NAドッキングシステムが試験された[2]。プログレスM-21Mは2013年11月29日22時30分20秒(UTC)にISSのズヴェズダにドッキングした[3]。
2014年2月13日、M-21MはISSの軌道を「ほぼ10分程度」のエンジン噴射で「2kmほど」上昇させる軌道変更に利用された[4]。
クルス-NAの2013年11月の最終試験中の問題のため、2014年4月に再度クルス-NAの試験が行われ、2日間の自由飛行を経て、ドッキングに成功した。M-21Mは2014年4月23日8時58分にズヴェズダからドッキングを解除し、2日後の4月25日12時13分(UTC)に同じドッキングポートに誘導されて戻り、再度ドッキングした[5]。
プログレスM-21Mはその後2014年6月9日13時29分(UTC)にISSからドッキングを解除し、同日の17時23分に軌道から離脱し、地球に再突入した。
搭載貨物
[編集]プログレスM-21Mは燃料、水、補修機材、科学実験用品、食料、クルーの個人用品など2.5t近い貨物を輸送した。輸送用品の合計重量は2398kgであった。
関連画像
[編集]-
クルス-NA試験の映像
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最終ドッキング解除後
註
[編集]- ^ a b Progress M-21M launched to ISS
- ^ Progress M-21M tested docking system
- ^ <Progress M-21M docked with the ISS in the manual regime
- ^ Russian Progress Spacecraft Boosts ISS Orbit, space-travel.com, 18 March 2014, accessed 19 March 2014
- ^ “Russian Space Freighter Completes Tests, Redocks to Zvezda”. NASA. 16 July 2014閲覧。