フルフリルアミン
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フルフリルアミン Furfurylamine | |
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1-(2-Furyl)methylamine | |
別称 2-アミノメチルフラン | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 617-89-0 |
ChemSpider | 3320 |
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特性 | |
化学式 | C5H7NO |
モル質量 | 97.12 g mol−1 |
外観 | 無色ないし黄色の液体 |
密度 | 1.099 g/mL liquid |
融点 |
-70 °C |
沸点 |
146 °C ([1]) |
水への溶解度 | 可溶 |
危険性 | |
引火点 | 37℃ |
半数致死量 LD50 | 200 mg/kg(マウス、腹腔内投与)[1] |
関連する物質 | |
関連物質 | フルフリルアルコール フラン-2-イルメタンチオール 2-エチルフラン テトラヒドロフルフリルアミン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
フルフリルアミン(英: Furfurylamine)は、フランの2位にアミノメチル基が結合した有機窒素化合物である。
用途
[編集]フルフリルアミンのアミノ基をアシル基などで保護したものに、光照射下に分子状の酸素を反応させ、これをパラジウム又はラネーニッケル等の触媒の存在下水素化し、さらに任意の酸を用いて加水分解することにより5-アミノレブリン酸を工業的に製造できる。
安全性
[編集]引火点は37℃で、日本の消防法では危険物第4類第2石油類(非水溶性)に区分される[1]。