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ファジル・ゲビ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
世界遺産 ゴンダール地域の
ファジル・ゲビ
エチオピア
ファシリデス帝の宮殿
ファシリデス帝の宮殿
英名 Fasil Ghebbi, Gondar Region
仏名 Fasil Ghebi
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (3)
登録年 1979年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
地図
ファジル・ゲビの位置
使用方法表示

ファジル・ゲビは、エチオピアの都市ゴンダールにある王宮群が立ち並ぶ小高い丘。17世紀から18世紀にかけて、ここを首都としていたゴンダール期ソロモン朝に含まれる)の歴代皇帝たちが居城や聖堂を建造した。1979年にユネスコ世界遺産に登録された。

建造物群

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ゴンダール様式

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ファジル・ゲビに並ぶ石造建造物群は、ゴンダール様式と呼ばれる独特の建築様式を持つ。その建築様式は、イスラーム建築インド建築バロック建築などの影響を受けている。

登録基準

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この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。

  • (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
  • (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。

参考文献

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  • 中川武 三宅理一 山田幸正(監修)『世界遺産を旅する・第12巻(エジプト・アフリカ)』近畿日本ツーリスト、1999年
  • 青柳正規編『ビジュアル・ワイド 世界遺産』小学館、2003年

座標: 北緯12度36分29秒 東経37度28分11秒 / 北緯12.60806度 東経37.46972度 / 12.60806; 37.46972