ファジル・ゲビ
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ファシリデス帝の宮殿 | |||
英名 | Fasil Ghebbi, Gondar Region | ||
仏名 | Fasil Ghebi | ||
登録区分 | 文化遺産 | ||
登録基準 | (2), (3) | ||
登録年 | 1979年 | ||
公式サイト | 世界遺産センター | ||
地図 | |||
使用方法・表示 |
ファジル・ゲビは、エチオピアの都市ゴンダールにある王宮群が立ち並ぶ小高い丘。17世紀から18世紀にかけて、ここを首都としていたゴンダール期(ソロモン朝に含まれる)の歴代皇帝たちが居城や聖堂を建造した。1979年にユネスコの世界遺産に登録された。
建造物群
[編集]- ファシリデス帝(Fasilides, 在位1632年 - 1667年)
- ファシリデス帝の宮殿 - 城、聖堂、修道院などを含む。
- ヨハンネス1世帝(Yohannes I, 在位1667年 - 1682年)
- ヨハンネス1世の図書館
- 国璽文書館
- イヤス1世帝(Iyasu I, 在位1682年 - 1701年)
- イヤス帝の宮殿
- ダウィト3世帝(Dawit, 在位1716年 - 1721年)
- 歌の館
- 宴の館
- バカッファ帝(Bakaffa, 在位1721年 - 1730年)
- 謁見の間
- 皇妃メントゥワブの宮殿
ゴンダール様式
[編集]ファジル・ゲビに並ぶ石造建造物群は、ゴンダール様式と呼ばれる独特の建築様式を持つ。その建築様式は、イスラーム建築、インド建築、バロック建築などの影響を受けている。
登録基準
[編集]この世界遺産は世界遺産登録基準のうち、以下の条件を満たし、登録された(以下の基準は世界遺産センター公表の登録基準からの翻訳、引用である)。
- (2) ある期間を通じてまたはある文化圏において、建築、技術、記念碑的芸術、都市計画、景観デザインの発展に関し、人類の価値の重要な交流を示すもの。
- (3) 現存するまたは消滅した文化的伝統または文明の、唯一のまたは少なくとも稀な証拠。