ツール・ド・フランス1970
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第57回 ツール・ド・フランス 1970 | |
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全行程 | 23区間, 4254 km |
総合優勝 | エディ・メルクス 119時間31分49秒 |
2位 | ヨープ・ズートメルク +12分41秒 |
3位 | イェスタ・ペーテルソン +15分54秒 |
4位 | マルタン・バンデンボッシェ +18分53秒 |
5位 | マリウス・ワクトマン +19分54秒 |
ポイント賞 | ウォルター・ホデフロート 212ポイント |
2位 | エディ・メルクス 207ポイント |
3位 | マリノ・バッソ 161ポイント |
山岳賞 | エディ・メルクス 128ポイント |
2位 | アンドレ・ジャンダリア 94ポイント |
3位 | マルタン・バンデンボッシュ 85ポイント |
ツール・ド・フランス1970はツール・ド・フランスとしては57回目の大会。1970年6月27日から7月20日まで全23ステージで行われた。
みどころ
[編集]2度目のジロ・デ・イタリアを制し、史上3人目のダブルツール制覇が期待されたエディ・メルクス。
しかしながら、これといった対抗馬は見当たらず、メルクスの連覇は濃厚と見られた。
今大会の概要
[編集]プロローグを制したメルクス。その後一旦マイヨ・ジョーヌの座からは離れたが、第6ステージで早くも奪い返した。
そして第7ステージの個人タイムトライアルでは他を引き離し、アルプスステージ前には総合2位のゴーデフロートに1分57秒の差をつけていた。そしてアルプス超えの第10ステージを制したメルクスは、この時点で総合2位に浮上したヨープ・ズートメルクに2分51秒の差をつける。
圧巻だったのは第12ステージ。メルクスはポルテ峠で先頭に立つとそのままズートメルク以下を圧倒。この時点でズートメルクに6分1秒の差をつける。
そして3年前、トム・シンプソンが呼吸困難に陥って死亡した地点であるモン・ヴァントゥがゴールとなった第14ステージを、メルクスはこれまた驚異的な走りで制し、ズートメルクはここでもメルクスに2分47秒の差をつけられ、総合タイム差ではついに9分26秒差にまで広げられた。
その後もメルクスは他を圧倒する走りで寄せ付けず。ツール・ド・フランス2連覇。そしてダブルツールも達成した。
エピソード
[編集]第14ステージ終了後、メルクスは酸素吸入器を使用するほどの呼吸困難に陥った。
総合成績
[編集]順位 | 選手名 | 国籍 | 時間 |
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1 | エディ・メルクス | ベルギー | 119h 31' 49" |
2 | ヨープ・ズートメルク | オランダ | 12' 41" |
3 | イェスタ・ペーテルソン | スウェーデン | 15' 54" |
4 | マルタン・バンデンボッシェ | ベルギー | 18' 53" |
5 | マリウス・ワクトマン | オランダ | 19' 54" |
6 | ルシアン・バンインプ | ベルギー | 20' 34" |
7 | レイモン・プリドール | フランス | 20' 35" |
8 | アントゥーン・ホウブレヒツ | ベルギー | 21' 34" |
9 | フランシスコ・ガルドス | スペイン | 21' 45" |
10 | ジョルジュ・パンタン | ベルギー | 23' 23" |
マイヨ・ジョーヌ保持者
[編集]選手名 | 国籍 | 首位区間 |
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エディ・メルクス | ベルギー | プロローグ-第1、第6-最終 |
イターロ・ツィリオリ | イタリア | 第2-第5(b) |