シュコダ・ファビアR5
ワークス・チームのシュコダ・ファビアR5(2018ラリーポーランド) | |
カテゴリー | R5 |
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コンストラクター | シュコダ・モータースポーツ |
先代 | シュコダ・ファビアS2000 |
後継 | シュコダ・ファビアR5/Rally2 evo |
主要諸元 | |
全長 | 3,994 mm |
全幅 | 1,820 mm |
エンジン | VW EA888 1.6 L 4気筒16バルブ ターボチャージャー付き |
重量 | 1,230 kg |
タイヤ | ミシュラン |
主要成績 | |
チーム | シュコダ・モータースポーツ |
チームタイトル |
2015, 2016, 2017, 2018 世界ラリー選手権-2 for Teams 2019世界ラリー選手権-2 Pro for Manufacturers |
ドライバーズタイトル |
2019 世界ラリー選手権-2 Pro for Drivers 2016, 2017, 2018 世界ラリー選手権-2 for Drivers 2016, 2017, 2018 アジアパシフィックラリー選手権 for Drivers 2016, 2017, 2018 CODASUR南米ラリー選手権 2019 ヨーロッパラリー選手権 |
初戦 |
世界ラリー選手権-2: 2015モンテカルロ・ラリー ヨーロッパラリー選手権: 2015イープル・ラリー アジアパシフィックラリー選手権: 2015チャイナ・ラリー CODASUR南米ラリー選手権: 2016トランス・イタプアラリー |
初勝利 |
世界ラリー選手権-2: 2015ラリー・ポーランド ヨーロッパラリー選手権: 2015イープル・ラリー アジアパシフィックラリー選手権: 2015チャイナ・ラリー CODASUR南米ラリー選手権: 2016トランス・イタプアラリー |
シュコダ・ファビアR5(Škoda Fabia R5)は、シュコダ・モータースポーツによって製造されるラリーカーである。公道用市販車のシュコダ・ファビアを基にしており、グループR5規則のために製造される。シュコダ・ファビアS2000の後継として2015年に競技デビューした。世界ラリー選手権-2クラスにおいて大きな成功を収めており、2015年から2018年の間に35回の優勝を果たした。エサペッカ・ラッピは2016年の世界ラリー選手権-2で4勝を挙げてドライバーズタイトルを獲得し、ポンタス・ティデマンドが2017年、ヤン・コペッキーが2018年にドライバーズタイトルを同様に獲得した[1][2][3]。シュコダ・モータースポーツは2015年、2016年、2017年にFIA世界ラリー選手権-2のチームタイトルを獲得した。2019年、シュコダ・モータースポーツはファビアR5で世界ラリー選手権-2のプロフェッショナルクラスに参戦した[4]。ファビアR5 evoと呼ばれる更新版は2019年シーズン中に導入された[5][6]。当初はR5グループに命名法に則っていたが、2020年初頭、シュコダ・モータースポーツは新しいFIAピラミッドに従って名称を更新すること発表し、後継のファビアR5 evoをファビアRally2 evoに改名した[7]。
ファビアR5は欧州、アジア太平洋、および南米内の地域ラリー選手権でも競っている。ガウラヴ・ギルは2016年と2017年のアジア太平洋のタイトルを、炭山裕矢は2018年のタイトルを獲得した。グスタボ・サバは2016年、2017年、2018年のCODASUR南米ラリー選手権で優勝した。また、ヨーロッパラリー選手権の14ラウンドでも優勝を果たしている。
商業的そして競技的視点から、ファビアはR5カテゴリの歴史上で最も成功を収めたクルマの1つであり、世界中のラリー競技で700勝以上を挙げ、3年半の間に独立系チームとオーナーに240台以上を販売した[要出典]。
結果
[編集]世界選手権
[編集]世界ラリー選手権-2での勝利
[編集]地域選手権
[編集]ヨーロッパララリー選手権での勝利
[編集]年 | No. | 大会 | ドライバー | コ・ドライバー |
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2015 | 1 | 2015イープル・ラリー | フレディ・ロイクス | Johan Gitsels |
2 | 2015バルム・ラリー・ズリーン | ヤン・コペッキー | パヴェル・ドレスラー | |
2016 | 3 | 2016アクロポリス・ラリー | ラルフス・シルマチス | Arturs Šimins |
4 | 2016イープル・ラリー | フレディ・ロイクス | Johan Gitsels | |
5 | 2016ラリー・エストニア | ラルフス・シルマチス | Māris Kulšs | |
6 | 2016バルム・ラリー・ズリーン | ヤン・コペッキー | パヴェル・ドレスラー | |
7 | 2016ラリー・リエパーヤ | ラルフス・シルマチス | Māris Kulšs | |
2017 | 8 | 2017ラリー・アゾレス | ブルーノ・マガリャインス | ウーゴ・マガリャインス |
9 | 2017バルム・ラリー・ズリーン | ヤン・コペッキー | パヴェル・ドレスラー | |
10 | 2017ラリー・リエパーヤ | ニコライ・グリヤジン | ヤロスラフ・フェドロフ | |
2018 | 11 | 2018アクロポリス・ラリー | ブルーノ・マガリャインス | ウーゴ・マガリャインス |
12 | 2018キプロス・ラリー | シモス・ガラトリオティス | アントニス・イオアヌ | |
13 | 2018バルム・ラリー・ズリーン | ヤン・コペッキー | パヴェル・ドレスラー | |
14 | 2018ラリー・ポーランド | ニコライ・グリヤジン | ヤロスラフ・フェドロフ | |
15 | 2018ラリー・リエパーヤ | ニコライ・グリヤジン | ヤロスラフ・フェドロフ | |
2019 | 16 | 2019ラリー・アゾレス | ウカシュ・ハバイ | ダニエル・ディムルスキー |
17 | 2019ラリー・ディ・ローマ・カピターレ | ジャンドメニコ・バッソ | ロレンツォ・グラナイ | |
18 | 2019バルム・ラリー・ズリーン | ヤン・コペッキー | パヴェル・ドレスラー | |
19 | 2019ラリー・ハンガリー | フリジェシュ・トゥラーン | ラースロー・バガメリ |
アジアパシフィックラリー選手権での勝利
[編集]出典
[編集]- ^ “Lappi claims title with Australia win”. WRC (11 October 2017). 20 November 2016閲覧。
- ^ “Tidemand Clinches Title”. fia.com. Fédération Internationale de l'Automobile (20 August 2017). 8 October 2017閲覧。
- ^ “WRC 2 in Spanin: Rovanperä Nets Masterful win”. wrc.com (WRC). (28 October 2018) 29 October 2018閲覧。
- ^ Evans, David (28 November 2018). “Skoda Motorsport scales back for 2019 WRC2 season, Tidemand exits”. autosport.com (Motorsport Network) 9 December 2018閲覧。
- ^ “Vodafone Rally de Portugal 2019”. rallydeportugal.pt (Rally de Portugal). (23 May 2019)
- ^ “Kopecký Scored His First Victory with Updated FABIA R5”. skoda-motorsport.com (Škoda Motorsport). (18 May 2019) 8 June 2019閲覧。
- ^ “ŠKODA FABIA Rally2 evo: New Season, New Name”. Škoda Motorsport. (12 February 2021) 18 July 2021閲覧。