シャンゴ (レストラン)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒370-0006 群馬県高崎市問屋町1丁目10番地24 北緯36度21分03.823秒 東経139度00分28.485秒 / 北緯36.35106194度 東経139.00791250度座標: 北緯36度21分03.823秒 東経139度00分28.485秒 / 北緯36.35106194度 東経139.00791250度 |
設立 | 1972年 |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 4070001007281 |
事業内容 | レストラン・チェーン、イタリア料理店 |
代表者 | 代表取締役 関崎晴五 |
資本金 | 1000万円 |
従業員数 | 140人(2013年) |
関係する人物 | 関崎省一郎(創業者) |
外部リンク | https://shango.co.jp/ |
シャンゴ (Shango) は、シャンゴ株式会社[1]が運営する群馬県高崎市のレストラン・チェーン、イタリア料理店。
沿革
[編集]創業者の関崎省一郎は[2]、東京のホテルで洋食の修行をし、出身地の高崎に戻って[3]、1969年に最初の店を開店した[4]。
1972年に法人化し[3]、3月に高崎市問屋町に店舗を開店し、その後、徐々に店舗を増やしていった[5]。開業当時はまだイタリア料理が一般化しておらず、メニューにはカレーなどの洋食も扱っており、パスタの種類も少なかったが、独自に開発したミートソースが口コミで広がり、またいち早くモータリゼーションを意識して店舗に十分な駐車場を設けて人気を高めた[3]。
1983年の時点では、群馬県内に4店舗を構え、従業員51人の規模となっていた[5]。この時点では店舗ごとにあえて異なる味付けを許容して、店舗ごとのファンづくりに取り組んでいた[5]。当時はまた、メニューの調理法などを紹介する「シャンゴ・テレフォン・クッキング」というテレホンサービスを提供していた[6]。
その後、シャンゴで修行した料理人が、独立して開業する例が続き、高崎市ではパスタを扱う店が増え[7][8]、「シャンゴ学校」とも称されるようになった[9]。
2009年から高崎市で開催されている創作パスタのイベント「キングオブパスタ」では、2010年に「赤城鶏と群馬県野菜のミネストラ仕立て」で初優勝し[10]、2010年には、このメニューをもとにアレンジした「シャンゴ監修 赤城鶏と野菜のトマトスープパスタ」が、ベイシア系のコンビニエンスストアであるセーブオンで販売された[11]。
2011年8月には、創業者の息子である関崎晴五が2代目の社長に就任した[3]。
「キングオブパスタ」では、2012年にも「塩麹麦豚と蒟蒻入りパスタのトマトカレースープ」で[12]2度目の優勝を果たした[13]。
2013年の時点では、群馬県内に9店舗を構え、セントラルキッチン方式をとり、従業員140人の規模で、年間48万人の来客があった[3]。
2020年2月の時点では、問屋町本店、問屋町支店、倉賀野バイパス店、前橋石倉店、伊勢崎店、前橋南店、東部バイパス店、Due伊勢崎店の8店舗が営業している[14]。
脚注
[編集]- ^ “会社案内”. シャンゴ. 2020年2月22日閲覧。
- ^ TBS『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』取材班 (2015年8月5日). “日本のイタリアンの聖地は意外な県にあった 有名チェーンも恐れるローカル店が立ち並ぶ 3/3”. 東洋経済新報社. 2020年2月22日閲覧。
- ^ a b c d e 大塚美智子. “[キーマン]イタリアンレストラン シャンゴ 関崎晴五社長44”. 読売新聞・東京朝刊・群馬F: p. 33 - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “群馬の「高崎パスタ」、ボリューム満点 市内に50店超”. 日経速報ニュース. (2020年2月22日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ a b c “一味違う外食産業(8)シャンゴ(高崎市)3年に1店、開店ペース慎重”. 日本経済新聞・地方経済面 北関東: p. 4. (1983年5月27日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “電話で調理法教えます――イタリア料理のシャンゴ、テレホンサービス開始”. 日本経済新聞・地方経済面 北関東: p. 4. (1983年10月7日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “パスタ(高崎市)――粉食文化が発達、市中心部で50店(ぐんまのブランド)”. 日本経済新聞・地方経済面 群馬: p. 43. (2009年7月25日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “町おこし立役者「名物」の誕生(こだま)”. 日本経済新聞・地方経済面 北関東: p. 41. (2015年12月1日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “高崎「パスタの街」の大盛り――切磋琢磨、独自の進化(食ナビ)”. 日本経済新聞・夕刊: p. 7. (2015年12月22日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “パスタ王に「シャンゴ」 高崎でイベント、3000人舌鼓”. 読売新聞・東京朝刊・群馬西: p. 31. (2010年9月21日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “「シャンゴ」監修パスタ、セーブオン全店で販売、群馬県内コンテストで優勝”. 日本経済新聞・地方経済面 群馬: p. 43. (2010年12月7日) - 日経テレコン21にて閲覧
- ^ “一番のパスタ、競う祭典 高崎の21店、自慢の味披露”. 朝日新聞・朝刊・群馬全県: p. 29. (2012年11月24日) - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “高崎一のパスタ決定 「シャンゴ」2度目V”. 読売新聞・東京朝刊・群馬1: p. 33. (2011年11月24日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “店舗ご案内”. シャンゴ. 2020年2月22日閲覧。