シネマ・アンジェリカ
表示
シネマ・アンジェリカ Cinema Angelica | |
---|---|
かつてシネマ・アンジェリカがあったプレミア道玄坂ビル(旧名フジビル37) | |
情報 | |
正式名称 | シネマ・アンジェリカ |
旧名称 | シブヤ・シネマ・ソサエティ |
完成 | 1999年 |
開館 | 2005年12月24日 |
開館公演 | 『いつか読書する日』 |
閉館 | 2010年11月30日 |
客席数 | 104 |
設備 | ドルビーデジタル |
用途 | 映画上映 |
旧用途 | 映画上映 |
運営 | PUG POINT-JAPAN Inc. |
所在地 |
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-18 フジビル37地下1階 |
アクセス | JR渋谷駅ハチ公口より徒歩8分 |
外部リンク | シネマ・アンジェリカ |
シネマ・アンジェリカ(CINEMA ANGELICA)は、かつて東京都渋谷区道玄坂に存在したミニシアターである。
歴史
[編集]かつて同地にシブヤ・シネマ・ソサエティを開館・運営、のちに廃業した中央興業からの営業譲渡を受けた映画プロデューサーであり、コムスシフト経営者の畠中基博が経営するPUG POINT-JAPAN Inc.が、同館跡に開業する[1]。2005年12月24日のオープニング作品は『いつか読書する日』であった[1]。「想像力の泉」をコンセプトに、主にアート系の作品を中心に上映した[1]。
畠中は、同館の経営着手前に映画『ざわざわ下北沢』の製作や、『ホーホケキョ となりの山田くん』、『千と千尋の神隠し』、『ハウルの動く城』といったスタジオジブリ作品のキャスティングプロデュースを務め[2]、同館でも三鷹の森ジブリ美術館が配給した世界のアニメーションを公開した[1]。
2010年(平成22年)10月、経営譲渡先を募る告知を公式ウェブサイトで出した[3]後、同年11月30日、開業満5周年を目前に閉館した[1]。同様の時期に、シネマライズが最盛期の3スクリーンから1スクリーンに絞ることを発表(ライズX、シネマライズ2閉館、2010年7月)[4]、シアターTSUTAYA(2010年9月30日)[5]、シネセゾン渋谷(2011年2月27日)[6]がそれぞれ閉館、渋谷の映画興行地図も変わりつつある。
閉館からわずか1年後の2011年10月29日、同館跡地にRUIDO経営のライブハウス「SHIBUYA REX」がオープンした。
関連事項
[編集]- シブヤ・シネマ・ソサエティ - 前身(経営は異なる)
註
[編集]- ^ a b c d e シネマ・アンジェリカ、渋谷文化プロジェクト、2011年1月8日閲覧。
- ^ 畠中基博、日本映画データベース、2011年1月8日閲覧。
- ^ シネマアンジェリカが映画館経営者を募集中、WebDICE, アップリンク、2011年1月8日閲覧。
- ^ シネマライズ 7月から原点へ戻り1館のみの運営へ、WebDICE, アップリンク、2011年1月8日閲覧。
- ^ 円山町Q-AXビル「渋谷シアターTSUTAYA」閉館へ-跡に「映画美学校」、シブヤ経済新聞、2011年1月8日閲覧。
- ^ シネセゾン渋谷閉館のお知らせ、東京テアトル、2011年1月8日閲覧。
外部リンク
[編集]- シネマ・アンジェリカ - 渋谷文化プロジェクト
- PUG POINT-JAPAN Inc. - 運営会社公式ウェブサイト