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サルコスクス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
サルコスクス
サルコスクス・インペラトルの頭骨化石
地質時代
前期白亜紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
階級なし : 偽鰐類 Pseudosuchia
上目 : ワニ形上目 Crocodylomorpha
階級なし : 新鰐類 Crocodilia
亜目 : 中鰐亜目 Mesosuchia
: フォリドサウルス科
Pholidosauridae
: サルコスクス
Sarcosuchus
  • S. インペラトル (S. imperator)

サルコスクス(英名 : Sarcosuchus)は前期白亜紀アフリカ南アメリカに生息していたフォリドサウルス科の新鰐類[1]。全長は最大9-9.5メートルと推定されている[2]デイノスクス(またはフォボスクス)やプルスサウルスと並び、現在知られている中では最大級のワニ形類である。

最近まで知られていた化石サハラ砂漠で発見された2、3の歯と装甲板だけあった。しかし、1997年2000年に骨格のおよそ半分にあたる化石が発見された。フォリドサウルス科に分類される為、現生ワニとは無縁のワニ形類である。噛む力は非常に強くティラノサウルスのそれ以上とされる。

サルコスクスと他のワニ類のサイズ比較。青色がサルコスクス


脚注

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  1. ^ Systematic revision of Sarcosuchus hartti (Crocodyliformes) from the Recôncavo Basin (Early Cretaceous) of Bahia, north-eastern Brazil https://academic.oup.com/zoolinnean/article-abstract/188/2/552/5546069
  2. ^ O’Brien, Haley D; Lynch, Leigha M; Vliet, Kent A; Brueggen, John; Erickson, Gregory M; Gignac, Paul M (2019-01-01). “Crocodylian Head Width Allometry and Phylogenetic Prediction of Body Size in Extinct Crocodyliforms”. Integrative Organismal Biology 1 (obz006). doi:10.1093/iob/obz006. ISSN 2517-4843. https://doi.org/10.1093/iob/obz006. 

関連項目

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