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ゲルハルト・オピッツ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ゲルハルト・オピッツ
基本情報
生誕 (1953-02-05) 1953年2月5日
出身地 西ドイツの旗 西ドイツバイエルン州フラウエナウ英語版
学歴 ミュンヘン音楽・演劇大学
ジャンル クラシック音楽
職業 ピアニスト
担当楽器 ピアノ

ゲルハルト・オピッツ(Gerhard Oppitz, 1953年2月5日 - )は、ドイツ出身のピアニスト

来歴

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1953年、西ドイツバイエルン州フラウエナウ生まれ[1]。5歳でピアノを始める。11歳でハイルブロン (バーデン・ヴュルテンベルク州) にてモーツァルトニ短調協奏曲KV.466で公式デビュー。ハイルブロンのユリウス・ロベルト・フォン・マイヤーギムナジウム高校)をAbiturを得て卒業後、シュトゥットガルト芸大パウル・ブックに、ミュンヘン音楽大学フーゴー・シュトイラーに師事した後、1973年にはヴィルヘルム・ケンプに出会う。1977年にはドイツ人 (旧西ドイツ) として初めて、第2回ルービンシュタイン国際ピアノコンクールで優勝。1981年にはミュンヘン音楽大学の史上最年少のピアノ科教授として就任し、2012年まで教鞭を執った。

ドイツ国内はもとより世界各地で活躍しており、レコーディングも数多い。現在の専属契約先はドイツ・ヘンスラー社。ドイツ・ノイマルクトライトシュターデルで録音されたベートーヴェンピアノソナタ全集も収録を終え、少しずつドイツ・ヘンスラー社より発売開始。

ベートーヴェンの次に視点を向けたのがシューベルト。今後はシューベルトのピアノ作品集がヘンスラー社よりリリースされていく予定。今や1989年ブラームス:ピアノ・ソロ作品全集、1990年代前半のマレク・ヤノフスキ指揮ゲヴァントハウス管弦楽団とのベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集やグリーグ全集など。これまでにカルロ・マリア・ジュリーニサー・コリン・デイヴィスヴォルフガング・サヴァリッシュロリン・マゼールリッカルド・ムーティズビン・メータサー・ネヴィル・マリナーケント・ナガノ等と共演している。最近はムーティからの信頼が厚く、ニューヨーク・フィルハーモニックバイエルン放送交響楽団等との共演を重ねている。

出演

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脚注

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  1. ^ 著者吉澤ヴィルヘルム、発行者矢野恵二『ピアニストガイド』株式会社青弓社、印刷所・製本所厚徳所、2006年2月10日、216ページ、ISBN 4-7872-7208-X
  2. ^ ベートーベンを弾く<新> -趣味百科-|NHKアーカイブス 2022年4月12日閲覧。