グンナー・ヨハンセン
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グンナー・ヨハンセン(Gunnar Johansen, 1906年1月21日 - 1991年5月25日)は、アメリカ合衆国のピアニスト兼作曲家。
略歴
[編集]1906年1月21日にデンマーク[1]のコペンハーゲンで音楽家の家系に生まれ、幼少時より父親から手ほどきを受けた。
1918年にコペンハーゲンでデビューを飾った後、ベルリンに留学し、フェルッチョ・ブゾーニのサークルに参加した。そこではブゾーニ門下のエゴン・ペトリから指導を受けた。その後、フレデリック・ラモンドやエトヴィン・フィッシャーの薫陶を受けた。1922年にはベルリン高等音楽院に入学し、ペトリの元で研鑽を重ね、1924年に卒業している。
卒業と同時にヨーロッパ中を演奏して周ったが、1929年には渡米し、カリフォルニアでのNBCのためのコンサートを皮切りに、旺盛な演奏活動を展開した。また、ウィスコンシン大学マディソン校の専属アーティストとなり、ヨハン・ゼバスティアン・バッハ、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン、ヨハネス・ブラームス、フランツ・リスト、フレデリック・ショパン、アルノルト・シェーンベルクらの作品を積極的に紹介し、特にドイツ音楽の権威としての名声を確立した。
1966年には、60歳でブゾーニのピアノ協奏曲を演奏した[2]。
晩年に至るまで旺盛な音楽活動を展開していた。1991年5月25日にウィスコンシン州ブルーマウンズにて死去[3][4]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ GORDON RUMSON (2001年1月21日). “GORDON RUMSON investigates the pianist, composer, teacher, activist and organiser GUNNAR JOHANSEN”. www.mvdaily.com. M and V. 2015年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月4日閲覧。
- ^ “Gunnar Johansen, piano - Busoni - Piano Concerto in C, Op. 39, BV 247 (complete)”. www.youtube.com. youtube. 2024年4月4日閲覧。
- ^ “Johansen-Gunnar”. www.bach-cantatas.com. 2024年4月4日閲覧。
- ^ “gunnar-johansen-85-a-pianist-composer-and-instructor-is-dead”. www.nytimes.com (1991年5月28日). 2024年4月4日閲覧。
外部リンク
[編集]- Interview of Gunnar Johansen on Wisconsin Public Television - YouTube (~1976)
- David Dubal interview with Gunnar Johansen (1 of 4) - YouTube (WNCN-FM, 7-Dec-1979)
- David Dubal interview with Gunnar Johansen (2 of 4) - YouTube (WNCN-FM, 15-May-1981)
- David Dubal interview with Gunnar Johansen (3 of 4) - YouTube (WNCN-FM, 22-May-1981)
- David Dubal interview with Gunnar Johansen (4 of 4) - YouTube (WNCN-FM, 29-May-1981)
- David Dubal with 'A Musical Offering': Johansen's Liszt recordings - YouTube (WNCN-FM, 11-May-1976)