カール・ミヒャエル・コンマ
表示
カール・ミヒャエル・コンマ(Karl Michael Komma、1913年12月24日 - 2012年9月23日)は、ドイツの作曲家。
ズデーテン地方のアシュ出身。プラハのドイツアカデミーでジョージ・セルらに師事したのち、1934年からハイデルベルクで音楽学を学び、1936年に18世紀の作曲家ヤン・ツァハの研究で博士号を得た。その間作曲をヴォルフガング・フォルトナーに師事し、1938年にズデーテン地方がドイツに併合されると祝典合唱曲を作曲した。1940年から1945年にかけてライヒェンベルク(現在のリベレツ)の音楽学校の校長を務めた。
戦後は1954年から1989年までシュトゥットガルト音楽演劇大学で音楽史・作曲・和声の教授を務めた。
作品
[編集]管弦楽
[編集]- ピアノ協奏曲第1番(1957)
- ピアノ協奏曲第1番(1982)
- トリスタンの嘆き
- イングリッシュホルンとオーケストラのためのエレジーとスケルツォ(1999)
- 大いなる平和の舞曲~明仁天皇と美智子皇后のために(1993)
- 皇太子御成婚慶祝曲~徳仁皇太子と皇太子妃雅子のために(1994)
声楽曲
[編集]- 詩篇カンタータ
- 無伴奏合唱のためのマタイ受難曲
- 無伴奏合唱のためのヘンデルへのオマージュ