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オーネット・オン・テナー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『オーネット・オン・テナー』
オーネット・コールマンスタジオ・アルバム
リリース
録音 1961年3月22日(#4)、3月27日(#1, #2, #3, #5) ニューヨーク[2]
ジャンル フリー・ジャズ
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ネスヒ・アーティガン英語版
専門評論家によるレビュー
オーネット・コールマン アルバム 年表
オーネット!
(1962年)
オーネット・オン・テナー
(1962年)
タウン・ホール1962
(1962年録音・1965年発表)
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オーネット・オン・テナー』(Ornette on Tenor)は、アメリカ合衆国フリー・ジャズ・ミュージシャン、オーネット・コールマン1961年に録音・1962年に発表したスタジオ・アルバム

解説

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アトランティック・レコード所属時としては、未発表音源集を除けば最後のアルバムに当たる[3]。コールマンは以前のアルバムではアルト・サクソフォーンを演奏していたが、本作ではテナーに専念した[2]。ただし、コールマンは14歳でアルトを始めた後、リーダー・デビュー前にはテナーを吹いていた時期もあったが、暴漢に襲われて愛用のテナーを壊されてからは、グラフトン社のアルトに持ち替えた[4]

本作でベースを弾いたジミー・ギャリソンは、1968年にもコールマンの『ニューヨーク・イズ・ナウ』、『ラヴ・コール』といったアルバムのためのセッションに参加している[5]。本作のためのセッションで録音された曲のうち、3月27日のセッションで録音された「ハーレムズ・マンハッタン」はアウトテイクとなり、後に未発表音源集『即興詩人の芸術』(SD 1572)で発表された[2]

スティーヴ・ヒューイはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「アトランティック時代としては最も精彩を欠いており、以前の多くの作品と比べて革命的でも印象的でもないが、なおも先進的である」と評している[3]

収録曲

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全曲ともオーネット・コールマン作曲。

  1. クロス・ブリーディング - "Cross Breeding" - 11:20
  2. マパ - "Mapa" - 9:08
  3. アンファン - "Enfant" - 6:28
  4. イオス - "Eos" - 6:37
  5. イカーズ - "Ecars" - 7;37

参加ミュージシャン

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脚注

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  1. ^ 2004年リマスターCD (8122-73760-2)英文ブックレット内クレジット
  2. ^ a b c Ornette Coleman Discography”. Jazz Discography Project. 2022年11月15日閲覧。
  3. ^ a b Huey, Steve. “Ornette on Tenor - Ornette Coleman Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2022年11月15日閲覧。
  4. ^ Jurek, Thom. “Ornette Coleman Biography, Songs, & Albums”. AllMusic. 2022年11月15日閲覧。
  5. ^ Corroto, Mark (2022年2月18日). “Ornette Coleman: New York Is Now & Love Call Revisited album review”. All About Jazz. 2022年11月15日閲覧。

外部リンク

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