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イツァーク・ギルボア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

イツァーク・ギルボア(Itzhak Gilboa、1963年2月13日 – )は、イスラエルテルアビブ出身の経済学者テルアビブ大学Ph.D.経済学)。HEC経営大学院の経済学・意思決定科学教授イェール大学コウルズ財団経済研究所フェロー、テルアビブ大学経済学部教授[1]

人物

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1963年、テルアビブで生まれる。テルアビブ大学で数学と経済学の学位を取得。飛び級を重ね、兵役中に博士論文を書き上げる[2]。1987年、デヴィッド・シュマイドラーの指導下で経済学の博士号を取得。

意思決定理論の第一人者であり、不確実性下での意思決定に関するモデルである「マキシミン期待効用理論」や「事例ベース意志決定理論」を、師のシュマイドラーと共同で発表した[3]

主な著書

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脚注

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  1. ^ イツァーク・ギルボア(川越敏司・佐々木俊一郎 訳)『意思決定理論入門』奥付
  2. ^ イツァーク・ギルボア(松井彰彦 訳)『合理的選択』(みすず書房、2013年)221頁 訳者あとがき
  3. ^ イツァーク・ギルボア(川越敏司・佐々木俊一郎 訳)『意思決定理論入門』(NTT出版、2012年)225頁 訳者あとがき