アル・マヤディーン
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アル・マヤディーン Al Mayadeen الميادين | |
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運営 | アル・マヤディーン |
設立 | 2012年6月11日 |
在籍国 | レバノン |
所在地 | ベイルート |
外部リンク | アラビア語版 |
Al Mayadeen | |
放送媒体 | 衛星テレビ放送 |
放送対象地域 | 全世界 |
アル・マヤディーン(アラビア語: الميادين、英語: Al Mayadeen)は、レバノンに拠点を置く衛星テレビ放送である。汎アラブ主義の放送局として、パレスチナ問題を主に報道している[1]。アル・マヤディーンは「公共広場」と訳される[2]。
概要
[編集]アルジャジーラに勤めていた記者がアラブの春に関する同局の報道について偏向していると感じたため、新たに立ち上げたのがアル・マヤディーンである[1]。
資金提供は不透明だが、イラン政府やバッシャール・アル=アサドの従兄弟が関与しているとの報道がある[3][4]。一方、アル・マヤディーンに定期的に出演しているジョージ・ギャロウェイはアサドとのつながりを否定している[4]。
2023年11月、イスラエル政府は同国におけるアル・マヤディーンの放送を禁止した[5]。
番組
[編集]- A Free Word - ジョージ・ギャロウェイが司会を務める[1]。
政治的傾向
[編集]放送初期からシリアのアサド政権を支持しているとされる[4]。
2022年ロシアのウクライナ侵攻では、ロシア側に立っている。同じ反西側諸国の立場から、RTをはじめとする権威主義国家の国際放送と共同で番組を制作することもある[6]。
アル・マヤディーンはウクライナ政府を「ナチス政権」と呼び、証拠によって裏付けられていないウクライナの生物兵器陰謀論[7]を事実として報じた[8]。
パレスチナ問題ではパレスチナ側に立ち、反ユダヤ主義的修辞法を用いている[9]、ヒズボラのプロパガンダを放送しているとイスラエル政府や親イスラエル団体から評されている[5]。
脚注
[編集]- ^ a b c Karam, Zeina (2012年6月11日). “New pan-Arab TV satellite channel goes on air”. USニューズ&ワールド・レポート. AP通信. 2024年8月17日閲覧。
- ^ “‘Anti-Al Jazeera’ channel Al Mayadeen goes on air”. France 24. (2012年6月12日) 2024年8月17日閲覧。
- ^ Kingsley, Patrick (2012年8月28日). “The TV stations where George Galloway and Julian Assange are stars”. ガーディアン 2024年8月20日閲覧。
- ^ a b c Walker, Tim (2013年9月1日). “What George Galloway neglected to mention in Syria debate”. デイリー・テレグラフ 2024年8月17日閲覧。
- ^ a b Field, Matthew (2023年12月16日). “French satellite giant accused of broadcasting ‘mouthpiece of Hezbollah’”. デイリー・テレグラフ 2024年8月17日閲覧。
- ^ Pablo Sebastian Morales (2022). “Counter-hegemonic collaborations or alliances of the underdogs? The case of TeleSUR with Al-Mayadeen, RT and CGTN”. Global Media and Communication 18 (3): 365-382. doi:10.1177/17427665221125549.
- ^ Olga Robinson, Shayan Sardarizadeh & Jake Horton (2022年3月15日). “【解説】「ウクライナは生物兵器を開発している」 ロシアの主張をファクトチェック”. BBCニュース 2024年8月20日閲覧。
- ^ York, Chris (2022年8月3日). “What Ukrainians Think About Jeremy Corbyn's Ukraine Interview”. Byline Times 2024年8月17日閲覧。
- ^ Sacerdoti, Jonathan (2022年8月4日). “Jeremy Corbyn ‘must be expelled from Labour’ for appearing on extremist TV channel say campaigners”. ジューイッシュ・クロニクル 2024年8月20日閲覧。