アゼトウナ
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アゼトウナ | ||||||||||||||||||||||||||||||
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分類(APG III) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
Crepidiastrum keiskeanum (Maxim.) Nakai | ||||||||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||||||||
アゼトウナ |
アゼトウナ(畔唐菜、畔冬菜、学名:Crepidiastrum keiskeanum)は、キク科アゼトウナ属に分類される多年草の1種。種小名は植物学者伊藤圭介への献名。
分布
[編集]特徴
[編集]冬場でも比較的暖かい海岸の岩場に生える。岩の隙間に根を下ろし、太く短い茎はその表面を少し這って株を作る。葉は茎の先端にロゼット状につき、倒卵形でやや肉質であり、ふちが浅くギザギザになっている。側枝を出して立ち上がり、高さは10cmほどになる。花期は8-12月で直径1.5cmほどの黄色い花を枝先に咲かせる。
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花の細部
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ロゼット状の葉
琉球列島の海岸にはよく似たホソバワダン (C. lanceolatum (Houttuyn) Nakai) が生える。花が一回り小さく、根出葉がよく発達する。
参考文献
[編集]- 林弥栄、平野隆久『野に咲く花』山と溪谷社〈山溪ハンディ図鑑〉、1989年、101頁。ISBN 978-4-635-07001-0。