もみじ (曲)
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みんなのうた 紅葉 | |
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歌手 | 女声合唱団「渚」 |
作詞者 | 高野辰之 |
作曲者 | 岡野貞一 |
編曲者 | 三枝成章 |
映像 | アニメーション |
映像制作者 | 鈴木康彦 |
初放送月 | 1979年10月 - 11月 |
その他 | 2012年3月25日の『発掘スペシャル』で再放送。 |
「もみじ」は、高野辰之作詞、岡野貞一作曲の唱歌である。1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された。
概要
[編集]作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線。碓氷峠鉄道文化村のシェルパくんで一部運行)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったという。
2006年(平成18年)に文化庁と日本PTA全国協議会が「日本の歌百選」に選定した[1]。
フジテレビの子供向け番組『じゃじゃじゃじゃ〜ン!』で、町あかりが「歌のお姉さん」として替え歌「そういえば… もみじ」を歌い、2019年発売のアルバム『あかりおねえさんのニコニコへんなうた』に収録された[2]。
歌詞
[編集]合唱とハーモニー
[編集]「もみじ」は唱歌の中では初期に作られた合唱曲である。1951年(昭和26年)から小学3年生もしくは4年生の音楽の教科書に採用され[3]、幅広く小学校で歌われているが、ハーモニーについて勉強できる曲である。
二部合唱で、前半の8小節(2行)は、低音部が高音部の1小節後ろを追いかけてゆくカノン形式、3行目の4小節は、低音部が高音部の3度下を唄うというように、様々な合唱の要素が含まれている。
編曲
[編集]- 紅葉の彩り - 鈴木奈美の編曲。『おもしろ変奏曲にアレンジ! 〜日本のうた〜』(ヤマハミュージックメディア)に掲載。
- 三善晃が2台ピアノのための組曲『唱歌の四季』の第3曲目として、2台ピアノに編曲された。
みんなのうた
[編集]NHKの『みんなのうた』では、『紅葉』というタイトルで1979年10月-11月に紹介、三枝成章(現:成彰)編曲による日本童謡第3弾で、女声合唱団「渚」が歌った。アニメーションは鈴木康彦の担当で、映像にはリスやミノムシを始め、ハチを狙うクモや、虫の結婚を祝うキリギリスなどの動物が登場する。
「みんなのうた発掘プロジェクト」で映像が発見され、2012年3月25日深夜(3月26日未明)放送の『みんなのうた発掘スペシャル』で再放送された。
脚注
[編集]- ^ “日本の歌百選” (PDF). 文化庁. 2024年3月24日閲覧。
- ^ 町あかり、「じゃじゃじゃじゃーン!」で歌唱している童謡を収録したアルバム『あかりおねえさんの ニコニコへんなうた』9月25日発売、TOWER RECORDS ONLINE、2019年08月22日 11:22。
- ^ 「大人のための教科書の歌」 167頁。
参考文献
[編集]- 川崎洋 「大人のための教科書の歌」 いそっぷ社、1998年。ISBN 4900963054