おしゃべり女

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おしゃべり女』(: Die Schwätzerin)作品144は、ヨーゼフ・シュトラウスが作曲したポルカ・マズルカである。『おしゃべりや』『ゴシップ』などの訳題もある。

概要[編集]

ヨーゼフのポルカ・シュネル『おしゃべりなかわいい口』、兄ヨハン・シュトラウス2世の『トリッチ・トラッチ・ポルカ』などと同様に、女性のおしゃべりをテーマとした作品である。真偽は不明であるが、一説によると、当時シュトラウス楽団に「おしゃべり女」とあだ名されたメンバーがいたという。

1863年6月7日、フォルクスガルテンドイツ語版において初演された。6月17日にシュペルル舞踏場で演奏された際に観客の拍手喝采を浴び、その6日後、再びフォルクスガルテンで演奏された際にも好評を博したという。

ニューイヤーコンサート[編集]

ウィーンフィル・ニューイヤーコンサートへの登場は以下の通りである。

参考文献[編集]

  • CD『ヨーゼフ・シュトラウス・ポルカ集/ボスコフスキー指揮』解説書より〈おしゃべりや〉(解説:保柳健
  • CD『ニューイヤー・コンサート2002 完全収録盤』解説書より〈おしゃべり女〉

外部リンク[編集]