Tu-110 (航空機)
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Tu-110(ツポレフ110;ロシア語:Ту-110トゥー・ヂェースャチ)は、ソ連の航空機設計機関であったツポレフ設計局が開発した航空機。NATOコードネームはクッカー(Cooker)で、これは「調理器具」の意である。
概要
[編集]同設計局が最初に開発した短中距離用のターボジェット双発旅客機Tu-104を4発にしたもので、このエンジンはターボファンエンジンであり、その試験を行うために作られた試験機であり、量産化されなかった。
搭載されたAL-7エンジンシリーズはソ連空軍の戦闘爆撃機Su-7などに採用されているが、こちらはターボジェットであった。
スペック
[編集]- 全長: 40.06m
- 翼巾: 36.98m
- 全高: 11.53m
- 運航乗務員数: 5名
- エンジン: リューリカ製 AL-7P ターボファンエンジン×4
- 推力: 65.7 kN (14,740lb)
- 座席数: 100
- 最大速度: 878 km/h
- 航続距離: 4500 km