Killer micro

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killer micro(キラー・マイクロ)とは、ミニコンピューターメインフレーム、またはスーパーコンピューターを性能面で凌駕する、マイクロプロセッサーベースのコンピューターのことである。もともとこの言葉は、超並列プロセッサー(MPP)によってバイポーラ技術によって組み立てられたベクタースーパーコンピューターを置き換えるものを意味していた。これらのシステムは、アムダールの法則に従えばアプリケーションが大きく並列化しないことが予想されたため、初めは懐疑の目を向けられていた。しかし、初期のnCUBEなどの成功やムーアの法則に従ったマイクロプロセッサーの性能の急速な向上に伴って、従来のシステムをすぐに置き換えていった。

Eugene Brooks(ローレンス・リバモア国立研究所所属)は、Supercomputing 1990において、"Attack of the Killer Micros"という講演を行った。この公演名は、おそらくAttack of the Killer Tomatoesというカルト映画から名付けられている。

参考文献[編集]

この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。

外部リンク[編集]