H&K P30

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H&K P30
Koalorka H&K P30L.jpg
H&K P30L
概要
種類 自動拳銃
製造国 ドイツの旗 ドイツ
設計・製造 ヘッケラー&コッホ
性能
口径 9mm
銃身長 98mm
使用弾薬 9x19mmパラベラム弾
.40S&W弾
装弾数 15+1発(9mmパラベラム弾)
13+1発(.40S&W弾)
作動方式 ティルトバレル式ショートリコイル
全長 177.5mm
重量 740g
銃口初速 360m/s
有効射程 50m
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H&K P30は、ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社が同社のH&K P2000の改良モデルとして2006年に発表された自動拳銃である。2005年の発表時にはH&K P3000の名称で発表されていた。

概要[編集]

2005年にH&K P2000の改良型として発表されたのがこのP30である。元々女性警察官からの要望により、グリップのバックストラップを交換出来るP2000を開発したが、今度は男性警察官からグリップが細いとの苦情が出るようになり、あわせてグリップパネルも交換出来るようにした。また、それまで独自規格であったマウントレールを、より汎用性の高いピカティニー・レール(下部がギザギザ状になっているのが特徴)を装備している。

また、ローディング・インジケーターにも改良が加わっており、金属プレートがせり上がって来る形となっている。また、暗闇でも見えるよう赤い蛍光塗料が塗布されている。(この機構はワルサーP99SIG SAUER Proにもほぼ同一の機構が搭載されている。)

発売時点でドイツ連邦警察局やドイツ税関から1万3千丁の発注を受け、さらにノルウェー警察も7000丁の発注を確定している。

バリエーション[編集]

P30
基本モデル。
P30L
スライドと銃身の長さを延長したモデル。
P30SK
コンパクトモデル。装弾数は9mm弾モデルで10発に減少している。

また機構や引金のバネの重さには、7つのバリエーションが存在する。

(無印) V1 V2 V3 V4 V5 V6
アクション DA/CDA CDA DA/SA CDA DAO
トリガープル 51N/20N 20N 32.5N 51N/20N 27.5N 36N 39N
ハンマースパー
(指掛け)
あり なし あり なし
セーフティーレバー なし あり なし
デコッキングレバー レシーバー後端 なし セーフティーレバーと兼用 なし
  • CDA (Combat Defensive Action)
LEM (Law Enforcement Modification)とも。DAOに近い機構で、トリガーから指を離した時ハンマーは下りた状態まで戻るが、ハンマー内部のコッキングピースと呼ばれる部品が撃発ばねを圧縮した状態に保つので、DAOよりも軽いトリガープルで次弾を発射できる。
コンベンショナル・ダブルアクションとは異なる。

2016年現在、9mmパラベラム弾と.40S&W弾のラインナップがある。(.357SIG弾はP2000、.45ACP弾H&K HK45にラインナップされている)

関連項目[編集]

外部リンク[編集]