Channel 5 Broadcasting

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Channel 5 Broadcasting Limited
種類
子会社
業種 マスメディア
本社 17–29 Hawley Crescent、
事業地域
主要人物
Ben Frow
所有者 パラマウント・グローバル
親会社 Paramount Networks UK & Australia
(Paramount International Networks)
ウェブサイト paramount.com/brand/channel-5

Channel 5 Broadcasting Limited(チャンネル・ファイブ・ブロードキャスティング・リミテッド)は、イギリス1997年に開局した商業テレビ放送局。現在はパラマウント・グローバルが所有している[1]。現在、Channel 5 Broadcastingはチャンネル5のほか、4つのデジタルチャンネルと配信サービスを運営している。

BBC OneBBC TwoITVチャンネル4に継ぐイギリスにおける5番目の地上波放送局(ウェールズウェールズ語専門局S4Cを含むと6番目)。RTLグループが所有していた2002年から2011年の間、この局は「Five」というブランドで放送をしていた。

概要[編集]

1990年放送法によって設立が許可された地上波放送局。民放開設はITV以来のこと。正式な放送開始の数ケ月前からサービス放送を開始した[2]

チャンネル5は娯楽番組中心で、若者向けに特化している。自社製の自動車番組フィフス・ギア、ビッグ・ブラザー、ガジェット・ショー、ホテル・インスペクターなどや、外国制作の番組などを放送している。この局は2014年からはITVBBC向けの番組制作も行なっている[3]。ニュース番組の制作はITNに委託しているが、2005年から2011年はスカイニュースに委託先を変更していた。

2010年7月23日、Northern & Shellが1.035億ポンドでチャンネル5を買収した[4]。2014年、バイアコムが4.5億ポンドでチャンネル5を買収した[5]

チャンネル[編集]

アナログ地上波ではイギリス全土に対し4チャンネルのみの放送が認可されていたが、認可されたUHF35チャンネル・37チャンネルでは受信出来ない家庭も3割程度あったため、放送衛星アストラ/BスカイBでの放送も行なっていた。現在では全てのデジタル放送(Freesatスカイ・サテライトFreeviewデジタル地上波放送)及びケーブルテレビでも放送されている。

  • チャンネル5HD(Channel 5 HD):HD放送でのサイマル放送。2010年から開始。
  • チャンネル5 +1(Channel5 +1):ほとんど全ての放送を1時間遅れ(1時間タイムシフト)で放送する「+1」放送。
  • 5Action:2018年から放送開始。
  • 5Select:2018年から放送開始。
  • 5Star:2006年から放送開始。
  • 5USA:2006年から放送開始。

出典[編集]

  1. ^ Viacom to buy Channel 5 for £450m”. BBC News (2014年5月1日). 2014年5月1日閲覧。
  2. ^ Channel 5 (UK) Pre-Launch Promo [1997]”. 2021年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月7日閲覧。
  3. ^ White, Peter (2014年7月31日). “C5 to free production arm to pitch projects to rivals”. Broadcast. 2014年7月31日閲覧。
  4. ^ “UK: Media tycoon Desmond seals deal for Five”. The Spy Report (Media Spy). (2010年7月24日). オリジナルの2010年7月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100727091613/http://www.mediaspy.org/report/2010/07/24/uk-media-tycoon-desmond-seals-deal-for-five 2010年7月24日閲覧。 
  5. ^ Sweney, Mark (2014年9月10日). “Viacom and Channel 5 unveil joint commissions as takeover deal closes”. The Guardian. 2014年9月14日閲覧。

外部リンク[編集]