Category:アカデミックスキル

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アカデミックスキルに関するカテゴリ。 本カテゴリーでは、アカデミックスキルに関する記事をまとめる。 大まかな目安として、「調査、研究を遂行する上で必要となる 情報収集、調査、思考、記録、アウトプット作成、発表、ディスカッション等の能力」あるいは、 「大学、大学院での学習を遂行するための能力」のうち、特定の分野によらず全員が身に着けるべきスキルであり、かつ、平均的な学生であれば大学初年 次以降、高専等の場合は上級学年進級以降に身に着けるスキルに関連する項目が、 本カテゴリーに該当する。詳細は、以下の通り。

  • アカデミックスキルにおける手法、ツール、思考ツール、およびアウトプットの手段は、本項目に該当する。
  • アカデミックスキルを習得させるための教材、解説として企図されて作られたもの、組織(出版物、団体等)は、本項目に該当する。
  • 研究倫理等、科学哲学的な論点の比重が高い項目については、他のカテゴリーにゆだねる(対象外とする)。

アカデミックスキルといわれるものの定義はしばし不明確(人によって違う)であるため、項目に追加すべきか迷った場合には、明確な定義のある類似の用語である 「移転可能なスキル」(Transferable Skills)や、学士力について参考にするとよいであろう。

「移転可能なスキル」は、 英国リサーチカウンシルズ(Research Councils UK)がまとめた、「大学院生のスキル訓練要件に関する共同声明(Joint Statement of the Research Councils’Skills TrainingRequirements for Research Students)」[1]にて提唱されたもので、大学院生について、研究指導を通じて習得することが期待される技能(スキル)をまとめたものである。名古屋大学 高等教育支援センタ 齋藤芳子氏による要約を[2]以下に引用する。

  • (A)研究のスキルとテクニック:批判的思考・分析、概念作成、研究手法、専門分野のトレンド把握、経過の文書化、など
  • (B)研究環境の理解:研究倫理、関連規程、研究資金、研究評価、研究成果の応用・波及、など
  • (C)研究管理:プロジェクト管理、資源や機器の効果的な利用、情報管理と情報公開、など
  • (D)個人的態度・資質:知識習得の意欲、独創性、柔軟性、自己認識、自制心、イニシアティブ、など
  • (E)コミュニケーション:目的に適った文章、相手にあわせた手法、研究成果の正当性の主張、理解増進、他者の学習の支援、な
  • (F)ネットワーキングとチームワーキング:ネットワーク構築と維持、自己の役割と影響の理解、フィードバックと応答、など
  • (G)キャリア・マネジメント:継続的能力開発、雇用可能性の改善、就職機会の発見、自己表現、など

「学士力」は、平成20年の中央教育審議会で提唱された概念である[3]。以下の、平成20年の中央教育審議会が参考となるであろう。

  • 平成20年の中央教育審議会資料[4]


但し、研究倫理に関しては、それ自体大分のものであると同時に、ニセ科学論等といったゴシップに近い不毛なセカイ(幽霊だとかUFOだとかトンデモだとかいった話)を扱ったものが多く含まれ、意識のずれが大きいため、適切なカテゴリーに委ねることにする。

参考文献[編集]

  1. ^ Joint Statement of the Research Councils’Skills TrainingRequirements for Research Students[1]
  2. ^ 名古屋大学 高等教育支援センタ かわらばん2008年夏号, 齋藤芳子[2]
  3. ^ http://repository.aichi-edu.ac.jp/dspace/bitstream/10424/5126/1/kiko36370.pdf
  4. ^ 平成20年の中央教育審議会 [3] [4]