継子いじめ譚
継子いじめ譚(ままこいじめたん)とは、昔話の形式の一種。名のとおり継子いじめ(後妻が先妻の子を冷遇・虐待する)に関する昔話。
概説
継子が後に成功を掴み取るものと、殺された継子が姿を変えて告発するものとに大きく分けられる。後妻の実子が登場する場合、多くは『シンデレラ』のように実母(後妻)に加担したり、成功した継子を真似て失敗しひどい目に遭ったりするが、まれに『お月お星』[1]のように継子を助ける話も存在する。
例
- グリム童話 - 似たような話が伝わっている。
脚注
参考文献
- 浜本隆志『シンデレラの謎――なぜ時代を超えて世界中に拡がったのか』河出書房新社、2017年。ISBN 4309625053
関連項目
- 説話#説話の種類
- 物語の類型#類型
- アールネ・トンプソンのタイプ・インデックス
- 昔話#昔話の型
- 末子成功譚
- 因縁話
- 山姥
- 歌う骨 - 歌い骸骨
- クナーラ王子(インドのアショーカ王の息子でクナラとも)の物語