東哲郎
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東 哲郎(ひがし てつろう、1949年8月28日- )は、日本の実業家。東京エレクトロン代表取締役会長兼社長兼最高経営責任者、SEMI国際役員会会長、日本半導体製造装置協会会長、日本取締役協会副会長などを歴任した。
人物・経歴
東京都中野区野方生まれ[1][2]。父は中国史学者の東一夫東京学芸大学名誉教授[3]。母は島津氏に連なる家系で、母の従兄にNHK会長などを務めた古垣鉄郎がいた[2]。
東京学芸大学附属高等学校を経て、1973年国際基督教大学教養学部社会科学科卒業。1977年東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了、東京エレクトロン研究所(現東京エレクトロン)入社[1]。
モトローラ営業部長、拡散システム部長、SPE2事業部長を経て、1990年取締役。1996年代表取締役社長[1]。2003年代表取締役会長。2004年取締役会長。2005年に代表取締役会長兼最高経営責任者に復帰しリーマン・ショック後の危難への対処を行った。2011年取締役会長。2013年代表取締役会長兼社長兼最高経営責任者[4][5]。2015年代表取締役社長兼最高経営責任者[6]。
この間2004年から2005年までSEMI国際役員会会長、2005年から2011年まで日本半導体製造装置協会会長。2015年度ボブ・グラハム記念SEMI セールス・アンド・マーケティング・エクセレンス賞受賞[4]。2016年東京エレクトロン取締役相談役[3]。2018年セブン&アイ・ホールディングス取締役[7]。2019年宇部興産取締役、野村不動産ホールディングス取締役[8]。日本取締役協会副会長等も歴任した[9]。2020年旭日重光章受章[10][11]。2023年Rapidus会長。
脚注
- ^ a b c 第50回 2015年4月6日 東京エレクトロン代表取締役会長兼社長、最高経営責任者(CEO) 東哲郎
- ^ a b 東哲郎(2)東京生まれ 学者の父 厳しい九州男児 人を信じやすい性格、母譲り 私の履歴書日経新聞2021年4月2日 2:0
- ^ a b 「半導体のカリスマ経営者 27歳で学者断念し新興企業 東京エレクトロン取締役相談役の東哲郎氏(上)」 日本経済新聞社2017/10/3
- ^ a b 「東京エレクトロン 東哲郎氏、SEMI セールス・アンド・マーケティング・エクセレンス賞を受賞」 SENI
- ^ 「「だらしない」と決断迫られ、46歳で東エレク社長に 東京エレクトロン取締役相談役の東哲郎氏(下)」 日本経済新聞社
- ^ 有価証券報告書
- ^ [1]
- ^ 東 哲郎 宇部興産
- ^ [2]
- ^ [3] 経済産業省
- ^ 令和2年春の叙勲受章者名簿
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