桂玉團治
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桂 玉團治(かつら たまだんじ)は、上方落語の名跡。現在は空き名跡となっている。
- 初代桂玉團治 - 後の3代目桂文都。
2代目
[編集]2代目 | |
本名 | 皮田 元吉 |
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生年月日 | 1875年12月1日 |
没年月日 | 不詳年 |
出身地 | 日本 |
師匠 | 2代目月亭文都 7代目桂文治 |
名跡 | 1. 月亭都平(1894年 - 1901年) 2. 桂團作(1901年 - 1909年) 3. 2代目桂玉團治(1909年 - ?) |
活動期間 | 1894年 - ? |
活動内容 | 上方落語 |
家族 | 初代桂春團治(弟) |
2代目 桂 玉團治(1875年12月21日 - ?)は、本名: 皮田元吉。享年不詳。
初代桂春團治の実兄。最初1894年ころに2代目月亭文都の門下で都平を名乗る。文都の死後、1901年ころに2代目桂文團治(後の7代目桂文治)の門下に移り、團作を経て、1909年12月、2代目玉團治を襲名。
得意ネタには「鳥屋坊主」「おたおたの太助」「茗荷宿」などがあった。
弟よりも入門は早かったが、結局、落語家としては大成せず、弟の付き人か取巻きのような形で収まった。初代春團治が死去した際には既に廃業しており、弟の家の家主であった豊田三味線店の番頭をしていたという。
没年は不明。大正中期ころとも昭和初期ころともいわれる。
3代目
[編集]3代目 | |
本名 | 藤本 勘三郎 |
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生年月日 | 1897年8月31日 |
没年月日 | 1962年 |
出身地 | 日本・大阪 |
師匠 | 初代桂春團治 |
名跡 | 1. 桂春太樓(時期不明) 2. 桂家春太樓(? - 1955年) 3. 3代目桂玉團治(1955年 - 1962年) |
活動期間 | ? - 1952年 |
活動内容 | 上方落語 漫才 |
3代目 桂 玉團治(1897年8月31日 - 1962年)は、本名: 藤本勘三郎。享年65?。
生まれは大阪で、初め旅廻りだったが、名古屋で巡業中の初代春團治に入門し、桂春太樓を名乗る。後、漫才に転向し、桂家(桂屋)春太樓・秀奴で高座を勤め、一人相撲などの珍芸を披露。
1955年ころ、落語に復帰し、師匠・春團治の一人娘であった東松ふみ子の勧めにより、3代目玉團治を襲名。晩年は京都で過ごし、「京都市民寄席」、自身主催の「西陣寄席」(毎月開催)などに出演していた。得意ネタには「親子酒」「近日息子」「阿弥陀池」などがあった。