コンテンツにスキップ

栃木県中央公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Baudanbau20 (会話 | 投稿記録) による 2023年6月15日 (木) 11:31個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (施設)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

栃木県中央公園
Tochigi Central Park
園内の沈床園
分類 都市公園総合公園
所在地
座標 北緯36度33分31.4秒 東経139度51分46.5秒 / 北緯36.558722度 東経139.862917度 / 36.558722; 139.862917
面積 10.5 ha[1]
前身 専売公社宇都宮工場
開園 1982年10月
設計者 伊藤邦衛
運営者 栃木県中央公園指定管理グループ(指定管理者
年来園者数 320,078人(2018年度)[2]
設備・遊具 栃木県立博物館
駐車場 大型10台、普通163台
バリアフリー あり
アクセス JR宇都宮駅から関東バス利用、「中央公園博物館前」下車
事務所 栃木県中央公園管理所
事務所所在地 栃木県宇都宮市睦町2-50
公式サイト t-chuokoen.jp ウィキデータを編集
テンプレートを表示

栃木県中央公園(とちぎけんちゅうおうこうえん)は、栃木県宇都宮市に位置する県営都市公園で、昭和天皇の在位50周年記念事業の一環として地方公共団体が整備する全国11か所の記念公園の1つとして採択された。専売公社宇都宮工場跡地[3] に1977年(昭和52年)から整備が行われ、1982年(昭和57年)10月に開園した。

施設

「水と緑と文化」をテーマとして整備され、和洋折衷の回遊式庭園をイメージした設計になっている[1]

日本庭園
1 haの面積で、滝、木橋、石積、野点広場、梅林等が設置されている。園内の池の名前は「むつび池」で、池に架かる橋は「松景橋」[4]
沈床園
フランス風整形式庭園を基調とし、周囲から約1.5 mさがり、長さ90 m45 mの沈床池と幅3 mのサツキ刈込みで構成。ユリノキの並木が並行する[4]
中央広場
沈床園と記念広場の間に位置し八角形のパーゴラを設置。
記念広場
大池に面した八角形の広場で、3辺は大池にデッキ状に張り出している。中央には「陽光のうた」と命名のモニュメントを設置。このモニュメントには日時計が組み込まれている[5]
昭和大池
面積は9,552 m2、水深30-120 cm、中央に高さ20 mの大噴水を設置
芝生広場
博物館と大池の間に位置する。
ロックガーデン
大池の北側に位置し、県内産自然石380 tを使用した。
緑の相談所(管理事務所)
事務室、展示室、研修室等を備える。花や緑の展示会や講習会を開催しており、一般市民からの質問・相談にも応じる[1]
面影池(博物館前池)
面積1,515 m2、水深40 cm
栃木県立博物館
栃木県の自然と文化に関する総合博物館[4]
旧宇都宮商工会議所正面玄関部分
1928年(昭和3年)に建てられた大谷石張りの建物で、1979年(昭和54年)に解体された後、一部が園内で復元された[6]

アクセス

電車・徒歩

脚注

  1. ^ a b c 小杉 2007, p. 44.
  2. ^ 指定管理者による公の施設の管理運営状況/栃木県中央公園”. 栃木県庁行政改革ICT推進課行政改革担当 (2019年9月11日). 2020年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月22日閲覧。
  3. ^ 中央公園(宇都宮市)”. 読売新聞 (2015年4月18日). 2016年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月6日閲覧。
  4. ^ a b c 小杉 2007, p. 45.
  5. ^ とちまるくん. “記念広場”. とちまるくんと仲間たち. 栃木県庁. 2023年5月7日閲覧。
  6. ^ 栃木県中央公園の旧商工会議所遺構”. 地下迷宮の秘密を探る旅. 宇都宮市大谷石文化推進協議会. 2023年5月7日閲覧。

参考文献

  • 「中央公園・博物館概要」 (1984.9.1栃木県公園事務所・栃木県立博物館発行 ISBN 4-924622-25-7
  • 小杉国夫 著、下野新聞社 編『福島・群馬・茨城 栃木の公園100』下野新聞社、2007年7月31日、225頁。ISBN 978-4-88286-332-8 

外部リンク