栃木県中央公園
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栃木県中央公園 Tochigi Central Park | |
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園内の沈床園 | |
分類 | 都市公園(総合公園) |
所在地 | |
座標 | 北緯36度33分31.4秒 東経139度51分46.5秒 / 北緯36.558722度 東経139.862917度 |
面積 | 10.5 ha[1] |
前身 | 専売公社宇都宮工場 |
開園 | 1982年10月 |
設計者 | 伊藤邦衛 |
運営者 | 栃木県中央公園指定管理グループ(指定管理者) |
年来園者数 | 320,078人(2018年度)[2] |
設備・遊具 | 栃木県立博物館 |
駐車場 | 大型10台、普通163台 |
バリアフリー | あり |
アクセス | JR宇都宮駅から関東バス利用、「中央公園博物館前」下車 |
事務所 | 栃木県中央公園管理所 |
事務所所在地 | 栃木県宇都宮市睦町2-50 |
公式サイト |
t-chuokoen |
栃木県中央公園(とちぎけんちゅうおうこうえん)は、栃木県宇都宮市に位置する県営都市公園で、昭和天皇の在位50周年記念事業の一環として地方公共団体が整備する全国11か所の記念公園の1つとして採択された。専売公社宇都宮工場跡地[3] に1977年(昭和52年)から整備が行われ、1982年(昭和57年)10月に開園した。
施設
「水と緑と文化」をテーマとして整備され、和洋折衷の回遊式庭園をイメージした設計になっている[1]。
- 日本庭園
- 約1 haの面積で、滝、木橋、石積、野点広場、梅林等が設置されている。園内の池の名前は「むつび池」で、池に架かる橋は「松景橋」[4]。
- 沈床園
- フランス風整形式庭園を基調とし、周囲から約1.5 mさがり、長さ90 m幅45 mの沈床池と幅3 mのサツキ刈込みで構成。ユリノキの並木が並行する[4]。
- 中央広場
- 沈床園と記念広場の間に位置し八角形のパーゴラを設置。
- 記念広場
- 大池に面した八角形の広場で、3辺は大池にデッキ状に張り出している。中央には「陽光のうた」と命名のモニュメントを設置。このモニュメントには日時計が組み込まれている[5]。
- 昭和大池
- 面積は9,552 m2、水深30-120 cm、中央に高さ20 mの大噴水を設置
- 芝生広場
- 博物館と大池の間に位置する。
- ロックガーデン
- 大池の北側に位置し、県内産自然石380 tを使用した。
- 緑の相談所(管理事務所)
- 事務室、展示室、研修室等を備える。花や緑の展示会や講習会を開催しており、一般市民からの質問・相談にも応じる[1]。
- 面影池(博物館前池)
- 面積1,515 m2、水深40 cm。
- 栃木県立博物館
- 栃木県の自然と文化に関する総合博物館[4]。
- 旧宇都宮商工会議所正面玄関部分
- 1928年(昭和3年)に建てられた大谷石張りの建物で、1979年(昭和54年)に解体された後、一部が園内で復元された[6]。
-
陽光のうた
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昭和大池と噴水
-
ロックガーデン
-
旧宇都宮商工会議所
アクセス
車
電車・徒歩
- JR宇都宮線宇都宮駅西口から
- JR日光線鶴田駅から
- 路線バス 桜通り経由宇都宮駅行きで「中央公園博物館前」下車
- 歩行者自転車専用道路「なかよし通り」(旧専売公社宇都宮工場専用線廃線跡)を通行し徒歩約35分
脚注
- ^ a b c 小杉 2007, p. 44.
- ^ “指定管理者による公の施設の管理運営状況/栃木県中央公園”. 栃木県庁行政改革ICT推進課行政改革担当 (2019年9月11日). 2020年6月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月22日閲覧。
- ^ “中央公園(宇都宮市)”. 読売新聞 (2015年4月18日). 2016年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月6日閲覧。
- ^ a b c 小杉 2007, p. 45.
- ^ とちまるくん. “記念広場”. とちまるくんと仲間たち. 栃木県庁. 2023年5月7日閲覧。
- ^ “栃木県中央公園の旧商工会議所遺構”. 地下迷宮の秘密を探る旅. 宇都宮市大谷石文化推進協議会. 2023年5月7日閲覧。
参考文献
- 「中央公園・博物館概要」 (1984.9.1栃木県公園事務所・栃木県立博物館発行 ISBN 4-924622-25-7)
- 小杉国夫 著、下野新聞社 編『福島・群馬・茨城 栃木の公園100』下野新聞社、2007年7月31日、225頁。ISBN 978-4-88286-332-8。
外部リンク
- 公式ウェブサイト - 公式ウェブサイト