下坂幸三
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生誕 |
1929年2月14日 日本・東京都 |
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死没 |
2006年3月26日(77歳没) 日本 |
居住 | 日本 |
国籍 | 日本 |
研究分野 |
精神医学 精神分析学 精神病理学 |
研究機関 | 順天堂大学医学部 |
出身校 |
順天堂大学医学部医学科 医学博士(順天堂大学・1961年) |
影響を 受けた人物 |
懸田克躬 村山七郎[1] |
主な受賞歴 | 古澤賞(2000年) |
プロジェクト:人物伝 |
下坂 幸三(しもさか こうぞう、1929年2月14日 - 2006年3月26日)は、日本の医学者、精神科医。専門は精神分析学。元順天堂大学医学部助教授。医学博士。摂食障害の治療で知られる[2][3]。
来歴
[編集]- 1929年 - 東京に生まれる
- 1950年 - 私立順天堂医学専門学校卒業
- 1952年 - 順天堂大学医学部精神医学教室入局。後に助手、講師、助教授
- 1961年 - 医学博士(順天堂大学)[3]
- 1973年 - 下坂クリニック開院(東京都新宿区)
- 2006年 - 逝去[2]
人物
[編集]精神分析学、精神病理学の広汎な知見をもとに、主として摂食障害の治療を行った。家族面接を基盤とした治療法の開発や、摂食障害・強迫性障害に関する業績で知られる。
受賞歴
[編集]学会
[編集]著書
[編集]- 『食の病理と治療』 金剛出版、1983
- 『アノレクシア・ネルヴォーザ論考』 金剛出版、1988/2007
- 『精神療法の条件』 金剛出版、1988
- 『過食の病理と治療』 金剛出版、1991
- 『精神科治療における家族(精神医学レビュ-18)』 ライフ・サイエンス、1996
- 『心理療法の常識』 金剛出版、1998
- 『拒食と過食の心理:治療者のまなざし』 岩波書店、1999
- 『摂食障害治療のこつ』 金剛出版、2001
- 『心理臨床としての家族援助』金剛出版、2001
- 『心理療法のひろがり』 中村伸一・黒田章史(編)、金剛出版、2007
- 『フロイト再読』 中村伸一・黒田章史(編)、金剛出版、2007
出典
[編集]- ^ 下坂幸三. “アノレクシア・ネルヴォーザ論考新装版 序文”. 金剛出版. 2014年1月25日閲覧。
- ^ a b 下坂幸三『アノレクシア・ネルヴォーザ論考』金剛出版、2007年4月。ISBN 9784772409681。
- ^ a b 下坂幸三. “青春期やせ症の精神医学的研究”. 国立国会図書館. 2014年1月17日閲覧。