田辺秀樹

田辺 秀樹（たなべ ひでき、1948年8月10日 - ）は、日本の音楽学・ドイツ文学者、一橋大学名誉教授。

東京生まれ。1972年東京大学文学部独文科卒、同大学院修士課程修了。ボン大学に学び、ドイツ、オーストリア各地でオペラやコンサートに通う。帰国後、一橋大学助教授、同言語社会研究科教授（ドイツ語・音楽文化論担当）、2012年定年退官、名誉教授。主要な研究対象はモーツァルト、ドイツ語圏の歌曲、歌劇、芸能など。オペラ、コンサートの解説などで幅広く活動の傍ら、「酒席ピアニスト」としても活躍。

著書

• 『モーツァルト カラー版作曲家の生涯』新潮文庫 1984
• 『モーツァルト16の扉』小学館 1995
• 『やさしく歌えるドイツ語のうた 歌の翼にドイツ語のせて!』日本放送出版協会 2006

翻訳

• 『ニーチェ全集 第1期 第8巻 遺された断想(1876～79年末) 』手塚耕哉共訳 白水社 1981
• ハインツ・グロイル『キャバレーの文化史 1』平井正共訳 ありな書房 1983
• フリードリヒ・グルダ『グルダの真実 クルト・ホーフマンとの対話』洋泉社 1993、ちくま学芸文庫 2023
• 『ばらの騎士』リヒャルト・シュトラウス音楽 フーゴー・フォン・ホーフマンスタール台本 音楽之友社 オペラ対訳ライブラリー 2001
• ウルス・フラウヒガー『モーツァルトとの対話24景』白水社 2001
• 『こうもり』ヨハン・シュトラウス2世[作曲] 音楽之友社 オペラ対訳ライブラリー 2015

論文

• <田辺秀樹

外部リンク

• 田辺秀樹 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
• 論文一覧（KAKEN、CiNii）