進士晃
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進士 晃(しんじ あきら、1922年[1]12月28日 - 1995年?)(旧姓 守永晃)は、日本の天文学者(天文暦)。理学博士(東京大学)。
旧制第七高等学校、東京帝国大学理学部天文学科卒業。海上保安庁水路部遍歴課長、参事官。後、ハイデルベルク大学天文計算研究所客員教授(1978-1980)、マレーシア工科大学客員教授、その後、放送大学講師、東洋大学講師等を兼任。
日本天文学会、宇宙開発事業団、日本学術会議等メンバー。国際天文学会では天文暦委員長(1979-1982)を務めた。交流を続けていた天文学者に、ヴァルター・フリッケ、ハンス=ハインリヒ・フォークトがいる。
戦時中の疎開について東京大学天文学教室のOBらと『されど天界は変わらず・諏訪の温泉宿で迎えた終戦』(東京大学理学部天文学教室編 1993年)を出版した。
趣味はトレッキングで1990年ごろから各地の山を巡った。1995年に関東地方で単独登山中に行方不明となる[2]。
2002年に国立天文台を通して、渡辺和郎が発見した小惑星に「SINZI 8529」と命名される。
脚注
- ^ “進士 晃 (1922-)”. Webcat Plus. 国立情報学研究所. 2023年2月9日閲覧。
- ^ “(8529) Sinzi = 1991 LN2 = 1992 UH2”. The Minor Planet Center. 国際天文学連合. 2023年2月9日閲覧。