コンテンツにスキップ

シベンゾリン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ペペぺ大王 (会話 | 投稿記録) による 2023年1月30日 (月) 02:48個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (効能・効果)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

シベンゾリン
IUPAC命名法による物質名
識別
CAS番号
53267-01-9
ATCコード C01BG07 (WHO)
PubChem CID: 2747
ChemSpider 2645
UNII Z7489237QT チェック
KEGG D03492
ChEMBL CHEMBL87045
化学的データ
化学式C18H18N2
分子量262.35
テンプレートを表示

シベンゾリン(Cibenzoline、またはcifenline)はヴォーン・ウィリアムズ分類Ia群の抗不整脈薬の一つである。ナトリウムチャネルカリウムチャネルを阻害する。商品名シベノール。静注剤と錠剤が販売されている。

効能・効果

頻脈性不整脈[1]に効果がある。錠剤は、他の抗不整脈薬が使用できないかまたは無効の場合に限り使用可能である[2]

禁忌

副作用

静注剤で重大とされている副作用は、

である[1]。(頻度未記載は頻度不明)

錠剤では上記に低血糖(0.1~5%)が追加される[2]

作用機序

ナトリウムチャネルを遮断して心筋の活動電位の立ち上がりを遅くすると共に、カリウムチャネルを遮断して心筋の不応期を延長させる。

出典

  1. ^ a b シベノール静注70mg 添付文書” (2016年4月). 2016年7月1日閲覧。
  2. ^ a b シベノール錠50mg/シベノール錠100mg 添付文書” (2016年4月). 2016年7月1日閲覧。