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北海道テレメッセージ

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北海道テレメッセージ株式会社
HOKKAIDO TELE MESSAGE
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 テレメッセージ
本社所在地 北海道札幌市中央区
設立 1986年11月1日
業種 電気通信業
事業内容 ポケットベル
代表者 社長 三宮誠一
特記事項:会社清算
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北海道テレメッセージ(ほっかいどうテレメッセージ)は、かつて1980年代後半から1990年代にかけて北海道をサービスエリアとしてポケットベルなどの事業を行っていた企業。

概要

当時はテレメの通称で知られ、1990年代中盤の爆発的なポケベル人気の中でNTTドコモと並んで加入者を急増させたが、その後ポケベル人気の中核をなしていた高校生から20代前半の若者らが携帯電話PHSに急速に移行したことから基地局などの通信設備が過剰となり、その減価償却などに苦しむこととなった。株式会社アステル北海道に4.0%ほど出資していた。2000年7月1日開催の株主総会で解散を決議し、その後会社清算に至った。負債総額は約55億円。なお、解散直近(2000年3月期)の年間売上高は約6億5000万円であった。

役員

  • 代表取締役会長 - 小林 冨治
  • 代表取締役社長 - 三宮 誠一
  • 取締役相談役 - 伊藤 太郎
  • 取締役 - 山口 正宏、岡野 隆、草野 悟
  • 監査役 - 水戸 重光、山川 寛之

沿革

  • 1986年11月1日 - 設立
  • 1987年
    • 4月24日 - 第一種電気通信事業許可[1]
    • 7月28日 - 無線呼び出しサービス契約約款認可取得。
    • 10月1日 - 札幌・小樽・岩見沢・千歳などにおいて開業。[2]
  • 1988年 - 函館・旭川地区開業、各営業所設置。
  • 1989年 - 帯広・釧路地区開業、各営業所設置、室蘭・苫小牧地区サービス開始。
  • 1991年 - 滝川・深川地区サービス開始、道央―道北縦貫ラインを完成。
  • 1992年 - 北見・網走地区開業。北見営業所開設。全道一円のサービス拠点を完成。
  • 1993年 - 名寄・士別・倶知安・定山渓地区開業。
  • 1994年 - 留萌・富良野・芦別・静内地区開業。
  • 1995年 - 江差・紋別・遠軽・弟子屈・中標津・根室地区開業。
  • 1996年 - 浦河・広尾・足寄・稚内地区開業。
  • 1997年 - 洞爺・登別地区を拡充・整備。
エリア市町村数:34市・122町14村170=全道比80.2%
エリア市人口:5,474千人=全道比96.2%。

通信端末

詳細はテレメッセージ内の通信端末を参照のこと。

宣伝活動など

イメージキャラクター

脚注

  1. ^ 「ポケットベルサービス会社 新規参入相次ぐ」『電波新聞』1987年4月27日第4面
  2. ^ 「北海道,岡山,広島,九州で営業開始 NCCによるポケベル無線呼び出しサービス」『日経コミュニケーション』1987年11月2日号、34頁
  3. ^ a b 平成12年7月14日官報第2912号 会社その他の公告 解散公告(第一回)

関連項目