コンテンツにスキップ

金谷多一郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Anakabot (会話 | 投稿記録) による 2022年7月3日 (日) 02:23個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Bot作業依頼#Cite bookの更新に伴う修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

金谷 多一郎(かなたに たいちろう、1960年1月2日 - )は、日本プロゴルファーである。

人物

1960年1月2日、東京都に産まれる[1][2]

8歳の時からゴルフに親しみ、高校時代は全日本ジュニアを2連覇するなど、トップジュニアとして活躍する[1][2][3]日本大学へ進学し、ゴルフ部の主将を務めると共に日本学生ゴルフ選手権競技を1978年、1981年と2度制覇、文部大臣杯など優勝多数[1][3]。日本大学を卒業後、1984年にプロテストに合格する[1][2][3]。プロデビューはしたものの、当時のゴルフ界はアマチュア時代の実績はあまり考慮されず、新人選手である金谷と契約を結ぶメーカーもなかったため、貯金も無く、生活設計も立たない状態だった[3]1985年にプロゴルファーであった金谷智美と結婚。上述のように貯金も無く、共にプロゴルファーであって忙しいことから、結婚式も新婚旅行も行わず、プラチナの結婚指輪のみの入籍であった[3]

1987年「伊香保国際オープン」でプロ初優勝を果たす。

その後は、ツアーからレッスンを中心とした生活にシフトし、テレビや雑誌のゴルフ講座に出演・連載をするほか、トーナメント中継の解説を行う[3][4]。1997年にはレッスン・オブ・ザ・イヤーを受賞する[3]。わかりやすい解説、スウィング理論が人気を博している[5]。また、新旧のゴルフクラブにも造詣が深く、評価されている[4]

作家で元外務省主任分析官の佐藤優とは小学校時代の同級生。[要出典]

出演

著書

単著
共著
  • 北見けんいち
    • 『ゴルフ・100を切るツボ』(PHP研究所、1999年、ISBN 4569606458
    • 『ゴルフ90が切れるかも』(幻冬舎、2000年、ISBN 4344900014
      • 『ナイスショットはリズムが9割!』(幻冬舎、2016年、ISBN 9784344029385)改題、加筆・再編集版
  • 市村操一
    • 『市村教授&金谷プロ頭の中で上手くなる「思考のゴルフ」』(永岡書店、2004年、ISBN 4522422040
      • 『頭の中を最適化すればスコアは突然縮まる! : メンタルで10打よくなる「ゴルフ超思考法」』(実業之日本社、2017年、ISBN 9784408456317)改題、加筆、修正版
    • 『練習しなくても本番で結果が出せるゴルフ思考法』(永岡書店、2010年、ISBN 9784522427217
原案協力
  • 空の昴』 - 本島幸久の漫画作品。原案協力として金谷の名前がクレジットされている他、本島夫妻、編集などのゴルフレッスンを行っており、単行本の描き下ろし近況ページにも登場している。
  • 『ジャンク­―がらくたのゴルフ―』 - 本島幸久の漫画作品。
  • 『杏プレイヤブル!』 - 本島幸久の漫画作品。

参考書籍

  • 多賀公人「ゴルフプロフェッショナル 【金谷多一郎プロ】」『プロゴルファーという生き方』日経BP社、2014年。ISBN 978-4-8222-7768-0 

出典

  1. ^ a b c d 金谷多一郎「著者」『金谷多一郎プロがゴルフ人生、結婚生活を振り返る』実業之日本社、2016年。ISBN 978-4408330082 
  2. ^ a b c 金谷多一郎”. 日本ゴルフツアー機構. 2017年12月11日閲覧。
  3. ^ a b c d e f g 金谷多一郎プロがゴルフ人生、結婚生活を振り返る”. ゴルフダイジェスト・オンライン (2009年12月10日). 2017年12月11日閲覧。
  4. ^ a b 「G VOICE」・金谷太一郎”. ALBA.net. 2017年12月11日閲覧。
  5. ^ vol.3 金谷多一郎プロ&智美プロ試打編”. ダンロップゼクシオ. 2014年8月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月11日閲覧。