鎮宅霊符
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鎮宅霊符(ちんたくれいふ)は、「太上秘法鎮宅霊符」「鎮宅七十二道霊符」等とも呼ばれる72種の護符。この霊符を司る神を鎮宅霊符神(ちんたくれいふしん)という。
概要
鎮宅霊符は、家内の安全を保つこと、また、そのために行われる祈禳の総称。安宅ともいう。人間が住む家屋及びその下の地域、土地などには様々な鬼神が満ちている。それらが人間の行う不適切な行動によって穢れ、観念されていた。なお、道教の道士たちも使用をしていた。悪影響を除くことを優先に行われていた。時代を重ねるに至って、道士たちは鎮宅霊符の技法を発展させ、五方角に貼るなどの技を編み出した。一般的には各戸の正庁に貼られるのが見えている。
社寺
寺院
- 少林山鳳臺院達磨寺(群馬県高崎市)[1]
- 曙寺(黄檗禅宗瑞芝山閑臥庵[2])(京都府京都市)
- 革堂 靈麀山行願寺鎮宅霊符神堂(京都府京都市)[3]
- 青蓮山不動堂明王院(松原不動寺)(京都府京都市)[3]
- 高津山報恩院(大阪府大阪市)[3]
- 密華山妙法寺[4](大阪府大阪市)
- 信貴山成福院[5](奈良県平群町)
神社
- 天社土御門神道本庁(福井県おおい町)[3]
- 星田妙見宮(小松神社)(大阪府交野市)[6]
- 大阪天満宮霊符社(大阪府大阪市)[3]
- 堀越神社 太上神仙鎮宅七十二霊符尊神[7](大阪府大阪市)
- 鎮宅霊符神社(大阪府東大阪市)[3]
- 鎮宅霊符神社(奈良県奈良市)[3]
- 霊符神社(八代神社末社)(熊本県八代市)[3]
脚注
参考文献
- 黄海德 (1991). 簡明道教辭典. Sichuan da xue chu ban she. pp. 543-544. OCLC 9787508078717
- 呂元素. 道門定制. quelling the home