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八杉佳穂

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八杉 佳穂(やすぎ よしほ・男性、1950年 - )は、日本言語学者国立民族学博物館名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授。専攻は中米言語学、中米文化史。主にマヤ文字やマヤ諸語を中心に行っている。

来歴・人物

広島県出身。広島県立福山誠之館高等学校を経て[1]1972年京都大学工学部を卒業し、1975年同大学文学部卒業[2]1980年に国立民族学博物館助手、1990年に同助教授、1997年に同民族文化研究部教授となる。2015年3月末をもって、定年退職。

1993年総合研究大学院大学にて博士(文学)[3]

主な著作

単著

共著

  • チョコレートの博物誌(加藤由基雄との共著・小学館

編著

  • マヤ学を学ぶ人のために(世界思想社)

論文

  • 八杉佳穂「An areal-typological study of Middle American Indian languages. / 中米諸語の類型地理論的研究」総合研究大学院大学 博士 (文学), 乙第3号、1994年、NAID 500000114863 
  • 馬淵卯三郎, 八杉佳穂「チャフルのイシル語歌謡」『国立民族学博物館研究報告』第7巻第1号、国立民族学博物館、1982年3月、139-168頁、doi:10.15021/00004484ISSN 0385180XNAID 110004721933 
  • 八杉佳穂「マヤ文字の言語」『国立民族学博物館研究報告』第7巻第3号、国立民族学博物館、1982年9月、514-533頁、doi:10.15021/00004471ISSN 0385180XNAID 110004721940 
  • 八杉佳穂「マヤの一年は365.2420日?」『ラテンアメリカ研究年報』第3号、日本ラテンアメリカ学会、1983年6月、72-81頁、ISSN 0286-1127NAID 120005573649 
  • 八杉佳穂「アステカの地からこんにちは」『民博通信』第24巻、国立民族学博物館、1984年3月、50-52頁、ISSN 03862836NAID 110004390672 
  • 八杉佳穂「マヤ文字の世界」『季刊iichiko』第9号、日本ベリエールアートセンター、1988年10月、90-105頁、ISSN 0913-3178NAID 120005573648 
  • 八杉佳穂「中米諸語の数体系」『国立民族学博物館研究報告』第14巻第3号、国立民族学博物館、1989年、519-670頁、doi:10.15021/00004297ISSN 0385180XNAID 110004728221 
  • 八杉佳穂「アメリカ・インディアン諸語 (世界の女性語)」『日本語学』第12巻第6号、明治書院、1993年5月、20-23頁、ISSN 0288-0822NAID 120005666604 
  • 八杉佳穂「古典ユカテクマヤ語の逆受動についての一考察」『国立民族学博物館研究報告』第22巻第3号、国立民族学博物館、1998年2月、491-525頁、doi:10.15021/00004138ISSN 0385180XNAID 110000448263 
  • 八杉佳穂「チョコレート:飲物から食べるものへ (特集 旅する料理文化)」『食文化誌ヴェスタ』第59号、味の素食の文化センター、2005年、28-31頁、ISSN 09180214NAID 120006840075 
  • 八杉佳穂「漢字仮名交じり表記考」『国立民族学博物館研究報告』第33巻第2号、国立民族学博物館、2009年、139-225頁、doi:10.15021/00003936ISSN 0385180XNAID 120001895691 
  • 八杉佳穂「私のフィールドノートから(33)マヤ諸語」『言語』第38巻第9号、大修館書店、2009年9月、86-91頁、ISSN 02871696NAID 40016787040 
  • ガルシアロルマイ・ペドロ, 大森裕巳, 八杉佳穂, 小泉政利「マヤ諸語の標準語化 : カクチケル語の場合」『東北大学言語学論集』第21号、東北大学言語学研究会、2012年、71-78頁、ISSN 0916-989XNAID 120006953663 
  • 八杉佳穂「カクチケル年代記」『国立民族学博物館調査報告』第148号、国立民族学博物館、2019年3月、1-736頁、doi:10.15021/00009378ISSN 1340-6787NAID 120006599959 

脚注

外部リンク