佐武一郎
表示
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
佐武 一郎(さたけ いちろう、1927年 - 2014年10月10日)は、日本の数学者。山口県出身。カリフォルニア大学バークレー校名誉教授。東北大学名誉教授。理学博士。 専門は微分幾何学、代数群。佐武同型(Satake isomorphism)、志村多様体の佐武コンパクト化、ディンキン図形の一般化である佐武図形(Satake diagram)、保型形式のL-函数のオイラー積における佐武パラメーターなどで知られる。著書の『線型代数学』は線型代数学の入門書として有名であり[1]、現在でも広く読まれている。
略歴
- 1927年 - 山口県に生まれる
- 1950年 - 東京大学理学部数学科卒業
- 1959年 - 東京大学 理学博士 論文の題は「The Gauss-Bonnet theorem for 5-manifolds (5多様体についてのガウス-ボネットの定理) 」[2]。
- 1962~63年 - 東京大学教授
- 1963~68年 - シカゴ大学教授
- 1968~83年 - カリフォルニア大学バークレー校教授
- 1980~91年 - 東北大学教授
- 1991~98年 - 中央大学理工学部数学科教授